考えはいつだってNo think!

考えはいつもNo think! は丸の内界隈の箱屋、箱根ヶ崎が「人生を最高に旅せよ!」を合言葉に”旅や移動する事”を楽しむブログです

非日常と現代美術

休みの日に最近行けていなかった美術館に行ってきた。

東京で好きな美術館が2つあって一つは「原美術館

Hara Museum Web

個人の邸宅がそのまま美術館になっていて、企画展と常設展が混然一体となって見られる。

当然元住宅なのでトイレなんかもあるけどそのトイレすら作品になっていたり、屋根裏部屋に隠し部屋のように作品が展示してあったりとっても男の子心をくすぐる美術館だ。

奈良美智の作品も常設展であるので女の人も楽しめる。

 

今回言ったのはもう一つの「東京都現代美術館」の方だ。

東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

 

 

なんとなく、で選んだけど企画展が個人的に結構当りだった。

企画展は3つ、「トーマスとなかまたち」「オスカー・ニーマイヤー展」「ここはだれのばしょ?」

常設展は「戦後美術クローズアップ」

 

常設展は主に戦中~現代までを代表的な現代美術の作家の作品と共に時代の変遷、表現方法を追いかける。 1階と3階の2部構成だ。

特に2階の彫刻・立体物の作品が面白い。

木だったり石だったり砂だったり作家によって違う材料を使って違う表現をする。

どうしてこの材料でこの表現なんだろう、と考えたり単純になんでこの形にした?? と考えたりするとワクワクする。

 

企画展では流石に年齢的に「トーマスとなかまたち」はパスして「オスカー・ニーマイヤー展」と「ここはだれのばしょ?」を見た。

オスカー・ニーマイヤーはブラジルの建築家で国連本部の設計やブラジルの主だった建物のすべてをデザイン・設計した人だ。

建築に興味のある方はとても楽しめると思う。

 

特に面白かった展示が「ここはだれのばしょ?」だ。

その中でも印象的な作品が2つ。

 

1つ目が海岸を汚す漂着物を使ってランプを作った作品。

ランプが無数に部屋に吊るしてあってとても非日常的な空間になっている。

どれも元はゴミだったけど今はランプとして新しい役割を担っている。

作家のヨーガン・レールと言う方は石垣島に漂着するゴミをなんとかしようと思い、逆にゴミで作品を作ったそうだ。

実際に作品を見てみると大きい部屋に色々なランプがぶら下がっている景色は圧倒的だ。

その圧倒的な非日常間が僕はとても好きだ。

f:id:p-n-3-p-n-3:20150817204947j:plain

(この企画展は写真撮影OKとの事なので掲載)

 

もう1つは企画展の最後、フィリピン出身の作家による作品。

自分達が無意識に引いてきた「自分と他者」「自国と他国」の境界線についてどこか懐かしい作風の作品を通して訴えているとの事。

 

f:id:p-n-3-p-n-3:20150817204952j:plain

 

写真では伝わり切らないけど部屋に入った瞬間に圧倒的なスケールで飛び込んでくるダンボールの家。

と言うか城。

むしろブラジルワールドカップ前のファヴェーラみたい。

ファヴェーラ - Wikipedia

自分の身長より高い立体構造物が無数に林している光景はちょっと他では見られない。

これもとっても非日常的でワクワクする。

言葉なんか必要無い、暴力的な存在感がある。

 

10月中旬までこの企画展はやっているので暴力的な存在感に圧倒されたり、圧倒的な非日常を感じたい方は是非。

自分の事や周りの事なんかを考えるきっかけになると思う。