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自由ヶ丘で最高のかき氷を! 都会の田舎「古桑庵」で夏を思う

夏と言えばかき氷である。

ひまわりとかスイカとか色々あるが暑い中で食べるかき氷に勝る物はないだろう。

イチゴ、レモン、メロン、ブルーハワイ。

かけるフレーバーによって味を変えられる懐の深さ、器の広さがかき氷にはあると思う。

 

反面、ただの「氷に味付けシロップかけただけやん」と言われればそれまでだ。

材料と言って良いのか解からないが、氷を削った物に味をつけて食べる訳だから見た目の大部分が「水」である。

この夏、そんなかき氷のイメージが一転した。

 

自由ヶ丘に古民家がある、と言う話を聞いた。

自由ヶ丘自体はお洒落な街のイメージがあるが歴とした東京都である。

それも23区内だ。

 

古民家と言うとなんとなく奥多摩とか青梅とかそっち方面を連想する。

高水三山とか行った時は本当にそんな感じがしたのだ。

それが自由ヶ丘にある、と。そのミスマッチ具合に惹かれて行ってみた。

◆【関連記事】

 初心者向け登山】 都内から日帰り縦走 高水三山 - No think!

 

 

茶房 古桑庵

東急 自由ヶ丘駅を降りて5分程歩いた場所にその茶房はある。

お洒落な店が周りにばあるが、その一角に本当に古民家があったのだ。

不思議と周りに馴染んで見えるのは自由ヶ丘と言う土地柄か?

思ったよりも「古民家感」がある。

 

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昭和29年から今日までこの場所に立っている、歴史ある佇まいだ。

緑と家の色の調和がすごく綺麗で外から眺めていても飽きない。

 

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玄関からでは無く1枚目の写真、右手方向がお店の入り口となる。

初めて訪れた時に古民家だから玄関からだろうか、それともちょっと開けている庭っぽい所からだろうかと確実に悩む。

小さな案内板に英語表記なのがまたお洒落である。

 

趣のある中庭を抜けるて、店舗の方へ。

入り口には招き猫の絵がお出迎えをしてくれる。

その絵も温かみを感じる。

今思ったが、招き猫の横の古木は傘立てだろうか。

だとすれば、使って良い物かどうか非常に悩む。

 

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引き戸を開けると三和土(たたき)があり、靴を脱いで中へ入る様になっている。

個人的にこの三和土の部分が一番テンションが上がった。

マンション暮らしだとあまり無いが一軒家、それも本家ともなると行事のある時は家に人が集まる。

大きい靴、小さい靴、ブーツ、スニーカー、ハイヒール、様々な靴が雑然と並んでいるのを見ると、子供の頃に親戚が家に集まっているのを思い出す。

今日は親戚が家に集まる特別な日、そんな子供心にテンションが上がった事を思い出すのだ。

 

実家と違って古桑庵では不特定多数の人が出入りする。

下駄箱は無いので間違って履いていかれない様に、すみっこの方に寄せて靴を脱いでおきたい。

特に狭い三和土で靴を脱いだり履いたりするのは手間なのでスニーカー等楽な靴で訪れたい所である。

 

いくつか席はあるが全て中庭が見れる場所、掛け軸が見れる場所、それぞれに特徴がある。

どの席になってもハズレは無いだろう。

 

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案内された席の隣に柱があった。

久しぶりに柱にもたれ掛る感覚を味わえるのが嬉しい。

座椅子等と違って垂直に立っている柱にもたれるのでちょっと背中が痛いが、それが良いのだ。

子供の頃に友達の家に集まると大抵柱にもたれて遊んでいたのでやっぱり懐かしい気持ちになる。

 

実家に帰ると、いつも座る場所にも柱があるので懐かしい。

まさか都内で柱にもたれる「あの感覚」が味わえる場所があるとは思わなかった。

もう水だけでいいからずっと柱にもたれていたい。

 

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そうも言っていられないので注文する事に。

メニューはドリンクが中心でその他に季節限定のメニューがある。

縁日以外でかき氷を食べる事があまり無かったので目に留まった「氷白玉宇治金時」を注文する。

暑い日だったのでシンプルな氷にも惹かれるが、そう頻繁にも来れないので素直に気になった物をオーダーしてしばらく待つ。

 

氷白玉宇治金時

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かき氷・・・宇治抹茶の緑と氷の白いコントラストが見た目にも涼やか。氷を食べ進むと底に餡と白玉が眠っている。

序盤の宇治抹茶+氷の組み合わせと終盤の餡+白玉+氷+宇治抹茶と全然味が違うので食べ飽きない。

 

ほうじ茶・・・かき氷を食べて甘くなった口を中和する名サポーター。香りも味も抜群でかき氷の味を引き立ててくれる。

氷が中に入っており、こちらも見た目にも「涼」を感じる事が出来る。

 

百聞は一見に如かず、単純にフレーバーを掛けただけでは絶対に出せない抹茶の味を十二分に堪能する事が出来る。

氷と抹茶の相性がここまで良いとは、思わぬ伏兵である。

今までかき氷と言えばブルーハワイかメロンだった自分を叱りつけてやりたい。

 

更に食べ進めてからがヤバい。

氷+宇治抹茶に餡が加わる事で甘味が加わるが、この甘味が抹茶の味を邪魔しない絶妙な加減だ。

茶の味を損なわず、餡の風味も楽しめる。

 

トドメに白玉である。

冷やされていて適度な弾力のある白玉の歯ごたえがアクセントになって食べるのが楽しくなる。

当然、餡と抹茶との相性も抜群である。

一つのかき氷の中に入っている数は限られるので、食べるタイミングは慎重に決めたい。

とにかく今までで食べた中でダントツに美味しいかき氷だ。

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 休日は非常に混雑するお店だが、時間が許せば食後に店内をゆっくり見回っても面白い。

店員さんに一言声を掛ければ大丈夫との事だ。

古民家風、ではなく本当に「古民家」なのでゆっくりみれる機会は中々無い。

 

あまり子供向けのお店では無いので、騒がしくなる事も無くじっくりとお茶の時間を楽しむ事が出来る。

同じ感じでは合羽橋珈琲が近いかもしれない。

ゆっくりと、自分のペースで静謐な時間を過ごせるだろう。

 

古桑庵

 

それでは、また。 

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p-n-3.hatenablog.com

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