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混雑する事一切無し! 岐阜県のドライブしながら紅葉も楽しめる道路 3選

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食欲・スポーツ・読書と色々な事に打ち込める季節、秋。

暑い日から徐々に寒い日へと移り変わっていく過程が気持ち良い。

四季のある国、日本に生まれて本当に良かったと思う。

 

秋と言えばまだそれほど寒い日も無く、何かをするには打って付けの季節だろう。

ただ、せっかく四季のある国・日本に生まれたなら秋の一大イベント紅葉を楽しみたい。

反面、観光地の有名な場所にもなると渋滞や駐車場探しで疲れ果ててしまう。

 

岐阜県には海は無いが山だけはウンザリする程ある。

よって「紅葉を観に行く」行為をしなくても国道を運転していれば嫌でも目に入ってくるのだ。

今回はそんな紅葉の綺麗な国道を中心に紹介したい。

 紅葉の綺麗な国道

紹介する上で最大のポイントが「岐阜県・飛騨地方の主だった観光地へ向かう国道」である事を挙げたい。

あえて”紅葉の綺麗なスポット”では無く国道なのは”運転しながらも楽しめる”からだ。

 

わき見運転とか心配する必要一切無し。

なぜなら目の前全面の山が紅葉するので普通に前を見て運転していれば十二分に紅葉を堪能する事ができる。

綺麗な景色があっても運転者は見れず、残念な思いをする事も多いが岐阜県の紅葉に限っては心配無用。

たまに横で寝ている同乗者以上にしっかり見れるので心行くまで紅葉を堪能できるだろう。

 

川の対岸に紅葉を愛でる 飛騨金山・中山七里周辺

 

岐阜県の南と北を結ぶ大動脈、国道41号。

以前は比較的交通量が多かったが東海北陸自動車道の開通以来、若干交通量が落ちている。

冬~春にかけてはこれと言った特徴も無い道がダラダラと続くので岐阜あたりから運転して来ると非常に眠くなる。

 あと、夏には鮎掛けの為に路駐が多くなる。

河原に入っているおっちゃんが立てている竿は夏の風物詩と言っても良いだろう。

 

 

飛騨川沿いに山間を縫って走る国道41号線はお世辞にもまっすぐな道とは言えないので乗り物に弱い方は酔い止めが必須になる。

 田舎の国道なので信号も少なく、上手くいけば1時間くらいノンストップで走り続けられる。

 30分に1ヶ所くらいの割合でコンビニもあるので気になった場所で車を止めて写真を撮る事も出来る。

紅葉の見ごろは10月後半~11月頃か。

紅葉の隧道を抜けて 飛騨せせらぎ街道

 

 古都・飛騨高山から郡上に至る諸々の道路がせせらぎ街道だ。

個人的に下呂市から高山方面に抜ける場合は国道41号を使ってシンプルに北上するのだが、それに山を挟んで並走する形で敷かれているので若干のライバル感がある。

 

やっぱりこちらも東海北陸自動車道開通に伴って交通量が減少している。

高速道路の建設に伴って移動時間が短縮されるのはうれしいが少し寂しい気がする。

 

地図を見ても解かる通りすげー山の中を走るので両側から紅葉が迫ってくるような迫力のあるドライブを楽しめる。

最後に車で走ってから結構な時間が経っているが、コンビニ等が無いので起点になると思われる高山市でしっかり食料の補給やお花を摘んでから走りたい。

 

 

こちらも田舎の道なのでほぼノンストップで走り続けられる。

天気が良ければバイクでツーリングしても絶対に気持ちいい。

バイクはバイクでも、こんな山の中でロードバイクで走っている人を見かけるので驚く。

(どっから来たんだろうか……。)

 

高山が起点なら終点は郡上市明宝になる。

明宝は岐阜県飛騨地方ではハムの産地として有名なのでお土産にはハムを買って帰りたい。

岐阜県の事を中心に ディスって 記事を書いていたらTwitterでなぜかフォローして貰えたのが嬉しいやら申し訳ないやら。

 

 

 こちらは先ほどの飛騨金山・中山七里より標高が高い為若干紅葉するのが早い。

見ごろのは10月中旬~11月上旬。

ちなみにタイトルの隧道(ずいどう)とはトンネルの旧正式名称である。

koyo.walkerplus.com

 

紅葉に萌ゆる山を縫って 下呂市~高山周辺

 

先のせせらぎ街道のライバル、国道41号だ。

岐阜県を南北に縦断する幹線道路なので岐阜県民は産気づいて行く病院から墓参りまで、文字通りゆりかごから墓場までこの道にお世話になる。

基本的に重大事故は起きないが、極まれに落石・増水で通行止めになる。

あとカモシカとかも出る。

 

地図のだんご屋は他意は無いが、他に近場でスポットが無かったゆえのチョイスである。

ここのだんごは非常に美味しい上に高山から走り始めると、ちょうど小腹が減った辺りに位置するのでつい寄ってしまう。

あと海苔巻きだんごも売っていて、しょうゆと海苔の相性が抜群なので食べだすと止まらない。

運転もだんごもブレーキをかけるタイミングが大切なのだと思う。

 

 

高山市は平成の大合併で近場の町村を片っ端から合併、岐阜県の北側半分を占領している。

一説によればその面積は東京都に匹敵すると言われる。

おそらく高山市首脳陣の戦略は次の大合併の際、岐阜県を完全制圧。

しかる後に東海地方、最終的には日本完全占領が目的だと思われる。

その為に主要都市へのスムーズな兵力輸送の為に高速道路のICを設置したに違いない。

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その甲斐あってか、車での旅行者はアクセスの良い高山を岐阜県の玄関口に選ぶ場合がある。

 岐阜県旅行の起点を高山に、次の目的地を下呂温泉に。

次いでさらに南下し名古屋方面に抜けるプランが多いらしい。

 

その際に件の国道41号にお世話になると思うので山々が紅葉に萌ゆる様子を見ながらゆっくりと運転を楽しんで頂きたい。

正式な情報は無いが、こちらの見ごろも恐らく10月下旬~11月中になると思われる。 

岐阜県飛騨地方全域の”紅葉前線”を監視せよ!

紅葉はその年の気温や天候に大きく左右される。

先の見ごろもあくまで平年並みの気温だった場合だ。

せっかく 地の果ての 岐阜県まで行くなら見ごろのピークを迎えたタイミングで訪れたい。

 

ツイッターやインスタグラムで現地の情報を調べるのも良いがちょっと通っぽい調べ方を最後に提案したい。

国土交通省の力を使うのである。

 

国土交通省中部整備局は主要な幹線道路にライブカメラを設置している。

飛騨地方をほぼ網羅しているこのカメラを使うのだ。

今回紹介した地点も漏らさずこのカメラ網に入っている。

 

さすが国土交通省、良い意味でお役所仕事である。

Webサイトでズラリと並んだカメラの映像を見ると考え様によっては、「よぉーし、いい子だ。これで全ての監視カメラをハッキングしたぞ!」とスパイ映画に出てくる主人公みたいな感じでちょっとテンションが上がる

 

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(画像は上記Webサイトより)

 

行楽シーズンともなると各地で行楽渋滞が発生する。

個人的に旅行はその準備から出発、帰宅から後片付けまでが連なった1つのキャンペーンだと思う。

旅行の楽しみは目的地だけでは無く移動中も楽しみながら移動する、もっと言うと日常を離れる事自体が既に”旅行”と言っても良い

地元ではありふれた光景だがせっかくの行楽シーズン、移動中も四季折々の景色を眺めながら日常を離れたい。

 

それでは、また。