
3月28日から発売されたグランドキリンシリーズの新作を飲んでみた。
ここ数年でクラフトビールが盛り上がりを見せている中で大御所であるキリンビールから新しい味が、しかも通年で販売されるのは嬉しい。
今回、新たに加わる商品はグランド キリン JPL・グランド キリン IPAの2種類。
更に数量限定で4月18日に「ひこうき雲と私」が発売される。
何やら、初夏を彷彿とさせる詩的な名前のビールでこちらも非常に楽しみだ。
瓶や缶のラベルはウェイター
まず目に入る、と言うかパッケージなので嫌でも目に入るのは特徴的なデザインのラベルだ。
公式Webサイトをして”醸造家の遊び心を表現した”と評される特徴的なフォント、爽やかな味わいを想像させるホップの緑色が、見た目にも鮮やかだ。
旅行に行った先のお店で飲むビールも美味しいけど、缶や瓶で売られているクラフトビールは作られた土地やビールの特徴を表していて、どれも個性的過ぎるパッケージが見ていて飽きない。
一口飲んでから、改めてパッケージに書いてある商品の特徴や作られた経緯なんかを読むと、感慨深い。
「あー確かに〇〇な味、するわ」
「△△なコクってこの味の事か……」
いわゆる高級なお店では料理やワインを提供する際には、どんな料理でどんな特徴があるのか、ウェイターが説明してくれる。
それによって料理に思いを馳せながら食べる事が楽しみの一つだけど、その役割を果たすのが商品のパッケージになる。
パッケージもだけど、グランドキリンの瓶自体にもクラフトマンシップは詰まっている。
通常のビール瓶より大きめな飲み口は、口当たりの柔らかさや香り立ちの良さを実現する為の専用瓶だ。
瓶のまま飲んでも、グラスに注いだ時の様な感覚が楽しめる。
グランドキリンの特徴・商品ラインナップ|キリン公式通販DRINX
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開栓一番、ビアグラスにIPAを注ぐ。
注ぎながら、やや甘い香りが楽しめる。
甘いと言っても、軽い感じの香りなので主張の強さは感じない。
グラスには、通常よりやや濃い金色のビールが注がれていく。
(この瞬間が一番楽しい。さぁ飲むぞって感じがしてワクワクする。家飲みバンザイ!)
公式Webサイトで言われている上質な苦みよりも、個人的にはペールエールの持ち味である”軽やかなコク”が美味しく感じる。
ガツンと突出して主張する味じゃなくて、苦味・コク・甘味・のど越しと言ったビールに必要な物が、高い位置でバランスを取っている。
ペールエールの持つ、ストレートな爽やかさを誰でも心行くまで楽しめるビールだ。
クラフトビールの強い自己主張を押さえつつ、シンプルかつ奥深い味わいは和食に合う。
出汁醤油で食べる豆腐や刺身と一緒に食べると、食べ物の味を殺さずクラフトビールの美味しさも楽しめそうだ。
ちょうどビールの先輩と (勝手に) 思っているDAIKIさん(id:daiki_bassist)のブログでも同じグランドキリンを紹介されていた。
同じビールだけど、人によって感じ方が違うので合わせて読むと、より味の想像ができると思う。
まったく違うかと思えば、同じように思う感想の部分もあるのが面白い。
【外部リンク】グランドキリン IPA(インディアペールエール)! - ネコと夜景とビール
それでは、また。
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他にもビールの記事、あります
www.hakonegasaki.com
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