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苦いはずなのに苦くない? - ベアードブルーイング / スルガベイ インペリアル IPA -

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ビールに限らず、食べ物の味って単純に飲んだ時や食べた時の感想で語られる事が多い。
ただ、味に通じる数値が設定されていて、飲み口や好みの銘柄を探す時の参考になる。
 
ビールの苦さを表す数値として”IBU”という単位がある。
”国際苦味単位”の略なので、きっと「インターナショナルほにゃらら」であろう事は想像できる。
そんな頭の悪そうな感想はともかく、静岡のクラフトビールメーカー”ベアードブルーイング”から定番のラインナップとして、高IBU値のビールが販売されている。
(IBU = International Bitterness Units の略)
 

 IBUって何よ?

もう導入文で語りつくした感はあるけど、要はそのビールがどんだけの苦いかっていう指標がIBUだ。

ただ単純にIBUの高さイコール飲んだ時の苦みか、と言うとそうでもなくて、飲んだ感じはそのビールに使われている麦芽の量や種類によって変わってくる。
因みに日本国内で飲まれているビールの平均的なIBU値は15~25くらいだ。
 
そして件のベアードブルーイングから発売されている高IBU値のビールが”スルガベイ インペリアル IPA”だ。
そのIBUは驚異の90と冗談みたいな数値である。
 
よく健康診断の結果とかで「通常5~10くらいが正常な値の所だけど、診断結果が790でした」みたいな話を聞くけどそれに近い物を感じる。
そういう人の話を聞くとその場で死んじゃうんじゃないかと心配になるが、意外と元気に飲酒を重ねている所を見ると改めて生命の神秘を感じずにはいられない。
 
ただ”IBU値90”が超高いかと言うとそんな事もなくて、世界にはIBU値が150とかのもあるので改めて世界の広さを感じる。
っていうか、150とかはまだまだ序の口で1000とか2500とか、もうよく解らない領域のビールもある。

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(IBU値2500のAlpha Fornication ※海外サイトより)
 
IBU値2500のビールがどんな味か想像するしかないが、相当な苦さであろう。
ここまで来ると世界は広いとか、そんな事よりドラゴンボールフリーザ様の名言を思い出さずにはいられない。
ある種の絶望感すら感じる。

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(井の中の蛙大海を知らず!)

スルガベイ インペリアル IPA

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瓶のラベルは駿河湾の夜空に大輪の花が咲く。
ビールのホップを花火に見立てて、様々なホップが入り乱れている。
実際にスルガベイも何種類かのホップをかけ合わせている様子が表現されている。
 
グラスに注いだ色はスモーキーな金色。
重めの色が高IBUを物語っている様だ。
 
一口飲んでみると最初にやはり苦味を感じるのだが……。
「そんなに苦くない……?」
予想に反して、それほど強烈な苦味を感じる事は無かった。
それどころか、ややフルーティーな感じさえする。
 
後味にわずかな苦味の余韻を感じるけど、総じて言えばそれほど”苦い”と言う印象は無い。
苦味はあるものの、フルーティーな中盤の味が上手く苦味を包み込んでくれて、飲みやすくなっている。
やはり冒頭の「高IBU値 ≠ 苦い」と言う図式の様に、使われる麦芽などによって味の感じ方は違ってくるのだろう。
香りも意外に軽やかなので、気軽に飲むことが出来る。
軽やかな飲み口ながら、適度にビール感もあるので肉料理などにも合うと思う。
カタログスペックと実際の感じが違うと言うことは往々にしてよくあるが、ビールにもそれが適用されるとは思わなかった。
 
それでは、また。
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他にもベアードブルーイングの記事、あります 

www.hakonegasaki.com

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