旅行が好きな人は放っておいても、勝手に旅に出ていきます。
一方で旅行に興味はあるけど、計画を立てるのが面倒くさい、という人も。
旅行は計画を立てるときから始まっている、という言葉もあるほど、プランニングは重要です。
がっちり予定を組もうと思えば、いくらでも複雑にできます。
しかし、別に仕事の段取りではないので、旅行の計画は適当に立ててしまってOKです。
むしろ、適当に立てた計画の方が、旅慣れた人に見えるかもしれません。
この記事では、10分で立てられる旅行の計画の立て方を解説しています。
あえて30代向け、と限定している理由も一緒に説明しています。
ぜひ、次の旅行の参考にしてください。
旅行に計画なんていらない
疫病が流行る前は、年間休日の1/3ほど、私は旅に出ていました。
旅行の計画というと、出発時間から目的での滞在時間など、細かく決めなければいけない気がしますよね。
結論からいえば、旅行に計画なんて必要ありません。
公共交通機関を使った旅行の場合は、行きと帰りの時間が決まっていますが、あとは適当でOKです。
行き慣れた場所なら別ですが、旅行に出かけるのは、初めての場所が多いはず。
そのため、現地の交通事情など、わからないことだらけです。
旅先での移動が車でも公共交通機関でも、事前に決めていた時間通りにいくとは限りません。
特に、観光のハイシーズンともなれば、大幅に遅れることもあります。
旅行計画のテンプレート
以前は、私も細かい計画を立てていましたが、今ではざっくりとした予定しか立てていません。
ざっくりとした予定なら、10分もあれば立てられるのではないでしょうか?
あまり悩まずに、決めてしまいしょう。
例えば
- 自宅 出発
- 現地到着 昼食
- 観光
- 夕方 宿チェックイン
- 翌朝 宿チェックアウト
- 観光&昼食
- 午後 帰宅
こんな感じで、ざっくりとした予定を考えておくと便利です。
と、いうか1泊2日の旅行なら、だいたいこんな感じの予定になります。
これ以上予定を詰め込むと、慌ただしい旅になってしまうで、気を付けましょう。
(慌ただしい旅も楽しいですよ)
このように、旅行計画のテンプレートを考えておくと、次も同じように考えることができるので便利です。
あとは、目的地や移動距離に応じて、割合を調整していくだけOKです。
10分で立てられるズボラな旅行計画
10分で立てる計画は、それほど細かくは決めません。
しかし、旅行の計画を立ててしまえば、あとはそれをベースにすることができます。
ズボラな旅行計画は、わずか3ステップで終わります。
1・やりたいことを決める
まず、やりたいことを決めて下さい。
今回の旅行の目的ですね。
しかし、スカイダイビングや陶芸など、難しいことをする必要はありません。
- 温泉に入りたい
- お酒が飲みたい
- 美味しいものが食べたい
- 厄落としをしたい
- 海にいきたい
そんな理由でOKです。
私が旅行に行く場合も、上記のうちのどれかを目的にすることが多いです。
1人旅の場合はもちろん、複数人で出かける旅行でも同じです。
旅行の目的といえば、観光地巡りが挙げられます。
しかし、別に旅に行ったからいって、観光地を巡る必要もありません。
出かけていって、美味しいものを食べて帰ってくるだけでも十分です。
1度行った旅行先でも、回り切れなかったお店があるから、リベンジしたい、というのも立派な目的です。
同じ場所を旅すると、現地の雰囲気も知っているので、よりスムーズに観光が楽しめますよ。
2・行き先を決める
やりたいことを決めたら、あとは目的地を決めるだけです。
手っ取り早く温泉に行きたければ、草津・箱根など有名どころがおすすめ。
少し旅慣れてきたら「甲府の奥座敷」とも呼ばれている石和温泉などに挑戦するのも、面白いですね。
行き先を決める際に重要なポイントは
「行きと帰りの所要時間」を確認しておく
これに尽きます。
電車やバスを使った旅はもちろん、車を使った場合でも、おおよその移動時間は知っておく必要があります。
名物のおまんじゅうとか調べたりする前に、とにかく移動に必要な所要時間だけは調べてください。
なぜなら、旅行の時間から移動時間を引いた残りが、現地で旅を楽しめる時間になるからです。
現地でどのくらいの時間が使えるかによって、楽しみ方も変わってきますよね。
3・宿を予約する
やりたいことと行き先が決まったら、宿を予約します。
どんな宿に泊まるのかは、完全に価値観の世界。
予算と好みに応じて選びましょう。
目安としては
- ゲストハウス 3,000円~5,000円
- ビジネスホテル 4,000~8,000円
- 旅館 10,000~30,000円
- シティホテル 15,000~50,000円
このくらいの予算が必要になります。
あとは、申し込むタイミングや各種割引を使うことで20%~50%引きになることも。
▼ゲストハウスの宿泊体験記はこちら
▼旅館の宿泊体験記はこちら
▼ビジネスホテルの宿泊体験記はこちら
▼シティホテルの宿泊体験記はこちら
宿の予約は、楽天トラベルなどの旅行比較サイトが便利です。
1つ1つの宿を調べるよりも、料金やサービス内容を比較しやすいからです。
旅行比較サイトは、楽天トラベルの他にもさまざまなサイトがあるので、好みや持っているクレジットカードに応じて選びましょう。
個人的には登録数も多く、ポイントの使える範囲が広い楽天トラベルを使っています。
30代はすぐに旅行の計画が立てられる?
30代になると、結婚したり会社で責任のある立場になったり、自分の都合だけでは行動できないことも、少なくありません。
だからこそ、空いている時間を作って、秒で旅に出ることが重要になってきます。
一方で30代であれば、旅費の面では20代にくらべ、自由度が高くなります。
そのため、旅費のことで悩むことは少ないのではないでしょうか?
(もちろん、行き先や楽しみたい旅のグレードにもよりますが…)
30代の旅行は「少し費用が高くなって行けるタイミングで行きたい場所に行く」ことが重要。
悩んでいる暇はありません。
行きたい場所があれば、先に予定を入れてしまいしょう。
その上で、仕事や他の予定をどうするか、考えていきます。
あえてノープランでもOK?
あえてノープランで旅をするのも楽しいものです。
目的地と宿だけを決めて、あとは当日の出たとこ勝負の旅。
知らない場所での偶然の出会いを楽しむのは旅の醍醐味といえます。
実際に私も長野県の下諏訪を旅行した際は、ほぼノープランでした。
当日、気になった場所・気になったものを見るための旅は、とても贅沢で楽しいものでした。
▼長野県下諏訪 ノープランの旅の記事はこちら
まとめ
- 旅行計画のテンプレートを考えておく
- 旅行の計画はやりたいことと、行き先だけ決めればOK
- 30代の旅行は少しお金を使っても行きたい場所へいくべき
この記事をまとめると、以上の3点です。
一番安い移動方法や、コスパの良い宿を探すのも、楽しいものです。
しかし、まずは難しいことを考えずに旅に出てみることが重要ではないでしょうか?
ぜひ、思い立ったタイミングで旅行に出かけてみてください。
そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
アルバイトでもパートでも派遣社員でも、働いている人には有給休暇を取る権利があります。
休日に有給を加えて旅行にいったり、自分の好きなことに時間をつかうことは、生きていく上で大切なことです。
有給は雇用形態に関わらず、与えらえています。
しかし、周囲の空気や上司に気を使って、有給が使えないのはツライですよね。
- どうすれば、有給を取りやすくなるのか?
- そもそも有給を使うのに理由はいるのか?
- 有給を申請したら、日付を変えろって言われた。
有給休暇は労働者の権利! 権利を侵害する上司や会社は訴えてやる!
と、勢いよく言っても、同僚から「面倒くさいやつ」と思われるのも考えもの。
権利は権利として主張することが必要ですが、過度な主張をして職場で浮いてしまうのも避けたいところ。
周囲から浮かず、それでいて仕事もこなしつつ、有給を取る。
そんな方法をまとめた記事もあります。
有給を取りたいけど、言い出しにくい……。
そんな時に、ぜひ読んでみて下さい。
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