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本とカフェと旅人と 札幌 WORLD BOOK CAFEでゆったりと旅の話を

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札幌で行った”WORLD BOOK CAFE”がすごく良かった話。

 

都内と札幌で土地の値段が違ったり一括りには出来ないけど、なんとなく「カフェってこうだよなー」と思える空間だった。

物を食べる時に、一緒に食べる相手も重要なファクターだけど空間も大切だと思う。

時期や時間帯も良かったのかもしれないが、静かさ・美味しい珈琲・素敵な空間と3拍子揃った名店だと思う。 

本と珈琲

WORLD BOOK CAFE”に行ったのは連休中日の夕方。

札幌に行った時のオフ会で3次会としてだ。

 

昼食もがっつり食べ、その後も札幌オータムフェスで軽く吞んでいたのでそれほど腹が減っている訳でもない。

ただ、まだ少し話したりないのでお茶でも飲みながら、と言う流れだ。

この吞んだ後に珈琲を飲むのがちょっと大人っぽくて楽しい。

 

大通り公園から少し離れたビルの5Fにそのカフェは入っている。

大通りに面した好アクセスも捨てがたいけど、ちょっとだけ奥まっている店舗の方が車通りがなかったりするので個人的にカフェっぽいと思う。

 

話は少し脱線する。

人によって好き嫌いはあるかもしれないが吞んだ後に歩く事が好きだ。特に冬。 

 吞んで火照った体に冷たい風が当たって酔い覚ましになったりして気持ちいい。

 

吞みで2次会は無駄だとも言われるが、1次会でどかーんと盛り上がった後のちょっと”しっぽり”と言う感じで始まる2次会はそんなに嫌いじゃない。

多少なりとも深い話が出来たり最初にお腹を満たしている分、2次会ではよりお酒を楽しむ事が出来る。

 この辺りは本当に好みの問題なので”お酒は適量を楽しく飲める範囲で、無理強いはしない”を守りたい。

 

 それはそうと、ちょっと雑居ビルっぽいビルの5Fにエレベーターで上がると入口で椅子が出迎えてくれる。

 

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シンプルに営業時間が記載されているだけの告知だが、椅子と照明の効果もあって非常にカッコいい。

 後で知った事だが、昼と夜で雰囲気が変わるそうなので次回は2次会として訪れてみたい。

 

本をテーマにしたカフェはいくつかいった事があるけどWORLD BOOK CAFE”は店内の広さと雰囲気が最高だ。

適度な間隔で配置された客席は圧迫感を感じず、個々のテーブルも広々と使える。

特に一番気に入った、と言うか目を引くのが窓側の3席だ。

公式HPから良く見える奥側の席は店内へ入ると同時に目に着く。

 

広い窓に僅か3席のみの配置は非常に贅沢だ。

今回の入店時は既に埋まっていた為 、座れなかったが次回は座りたい場所だ。

完全に想像だが、右端の席が解放感を感じつつ、大通り公園も見えて特等席なのではないかと思う。

 

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 (画像は公式HPより)

 

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座席だけじゃなくて蔵書も煩くない程度に揃っており、自由に閲覧できる。

店名に”WORLD”と冠するだけあり、旅関係の本が目に着いた。

コーヒーを飲みながら本を読むなら2~3時間はあっと言う間に過ぎそうな気がする。

 

カフェと珈琲

メニューはコーヒーも含め非常に魅力的な物が多かった。

公式HPにメニューが載っていなかったので店内で写真が取れなかったのが悔やまれる。

ただ、時間も夕方なのでコーヒー&ベイクドチーズケーキのセットを注文するに留める。

 

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コーヒー&ベイクドチーズケーキセット

コーヒー・・・数種類ある産地からお好みをチョイスできる。フレンチプレスまるごと提供されるのでコーヒーカップ2杯分程の量があり、非常にお得感がある。じっくりとお気に入りの1杯を楽しみたい。

 

ベイクドチーズケーキ・・・これぞチーズケーキ。チーズの味わいにバニラが香りを添える。甘さは控えめなのでコーヒーとの相性も良いが、横に添えられた生クリームを着けるのも味わい深い。

 

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チーズケーキはとってもシンプル。チーズ味の主張も甘さ控えめなのが大人向け

まさにコーヒーとセットで食べたいチーズケーキだと思う。

お皿にちょこんとのった姿も可愛い。

 

コーヒーはまさかのフレンチプレスのまま提供される。

非常にたっぷりと量があるので心ゆくまで味わう事が出来る。

スターバックスでは本日のコーヒーを2杯目から100円でおかわりできるシステムがあるがトータルで考えるとテイクアウトは出来ないが、フレンチプレスのままの提供は非常にありがたい。

 

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写真では解かりづらいが、フレンチプレスでの抽出特有の油がコーヒーに浮いている。

古いコーヒー豆を使った時も油が出る場合があるがまさかWORLD BOOK CAFE”に限ってそんな寂しい事は無いだろう。

紙のフィルターを使うと、紙が油分等を吸ってしまうがフレンチプレスは雑味も旨味を全てを味わうコーヒーとのガチンコ勝負である。

 

旅人と珈琲

今回、オフ会の3次会としてWORLD BOOK CAFE”を訪れた。

オフ会と言いつつも3次会ともなれば人数も絞られ、自分の他に2人。

約2時間ほど色々な話を出来たが、その中でも旅の話がとても面白かった。

マギーさんはセブ留学の話、Nさんは世界一周の話。

恐らく普通に生活していたら知らない世界の話は聞いていて本当に楽しい。

 

WORLD BOOK CAFE”と言う名前のカフェで、まさに海外や旅の話が聞けるのは最高に贅沢な時間だと思う。

好きな空間・美味しいコーヒー・話の合う人達、楽しく過ごす為に必要な物が全て揃った時間だった。

「あー、なんかもー他に何にもいらない!」って感じだ。

 

語学留学の話や世界一周の話のお返に自分が出来る話がイタリアに行った話と、船乗りの友達から聞いた話で良かったのかと非常に後悔している。

船乗りの友達曰く、アフリカのある港に停泊している際に突如として隣のタンカーが襲撃を受け、艦橋にロケットランチャーが着弾したと言う話だ。

 

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(面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる) 

 

ちょっと弾道がズレていたら友達の船もどうなっていたか解からない。

日常生活でロケットランチャーが着弾した、とか言う話なんてゲームの話しかしなかったが改めて世の中の広さを痛感した。 

世界は広く、人一人が一生に知りえる事なんて本当に僅かな事だと思う。

謎の独立国家ソマリランド

謎の独立国家ソマリランド

 

 

そんな感慨にふけりながらも、世界一周や働きながらの語学留学と言った中々出来ない体験をされた方の話をWORLD BOOK CAFE”と言う旅に関係する”場”で聞けた事に「縁」みたいな物を感じた。

今回はお二人が住む札幌に僕が旅行で行ったので”旅人”と言えなくもない。

本来であればアウェーな北海道だが、非常に充実した時間を過ごす事が出来たと思う。

また北海道に来る事があれば、と言うか来たいのでその時に改めて贅沢な時間を過ごしたい。

 

それでは、また。 

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他にも北海道の記事、あります 

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