MA-1 はミリタリー系のファッションの中でも取り入れやすく、シンプルな色使いであれば、他の服ともあわせやすいので、積極的に取り入れたいアイテムです。
その中でも、アルファ(ALPHA)のMAー1は定番中の定番。
MA-1を史上初めて作ったパイオニア的存在です。
ミリタリー系のファッションは、寄せすぎると「ミリタリー好きの本格的な人」になってしまいますが、上手く取り入れることで着こなしのアクセントになります。
この記事では、そんなアルファの『MA-1』を、徹底的にレビューしていきます。
ぜひ最後まで読んで、アルファのMA-1を購入する際の参考にしてください。
私なりのコーディネートも一緒にご紹介します。
ALPHA INDUSTRIES MA-1 タイトジャケット
値段:19,580円(税込み)
サイズ展開:XS~XL
今回購入したサイズ:L
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MA-1 タイトジャケット 徹底レビュー
全体
元々が戦闘機のパイロットが空でも寒くないように作られたのがMA-1。
そのため、やや肉厚な印象がありますが、こちらのタイトジャケットはそんな悩みを解消してくれます。
MA-1のよさはそのまま、ややタイトな作りにすることによって、シャープな印象になっています。
腕+タグ
腕はアルファのMA-1の特徴である赤いタグが着けられているのが印象的。
このタグは本来、戦闘機に搭載するミサイルに安全装置として取り付けられていたもの。
出撃前には当然、抜いておかなければいけないので目立つ赤色をしています。
タグには「Remove Before Flight」と書かれており、訳すと「飛行前に外せ」となります。
確かに安全装置を外さないと、敵を見つけてもミサイルが撃てませんよね。
パイロットが着る服だからこその演出です。
このタグを外すか外さないかは、個人の趣味によります。
着けることで「アルファのMA-1を着てる感」を出すもよし。
外してシンプルなMA-1の着こなしを楽しむもよし。
自分なりの付き合い方を探してみて下さい。
背中
こちらもMA-1らしい、やや肉厚な印象。
しかし、着てみれば意外にも着膨れしにくいことに驚きます。
タイトシルエットなので腕が太い場合などの、体系によってはやや窮屈に感じられるかもしれません。
183cm・75kgの私は、ストレス無くすっきりと着られました。
中側
MA-1の特徴である、内側のレスキューオレンジが見えます。
こちらも、やはりパイロットの服だったなごりで、撃墜された際にすぐに救出できるように目立つオレンジの色が採用されています。
前を開けて着ることで、このオレンジがチラッと見え、コーディネートのアクセントになります。
中のオレンジが目立って気になる場合は、内側がブラックのモデルがあるので、そちらがオススメです。
リブ部分
MA-1の特徴の1つであるリブ。
袖口が搾られているからこそ、風が服の中に吹き込むことを防ぎます。
しっかりした作りなので、長期間使ってもヘタってくることはありません。
リブは袖口や裾(すそ)など、目立つ部分に使われているので、ヘロヘロになってしまっては、格好悪いですよね。
しっかりした作りのリブは、数年単位で使うアウターなら重視しておきたいところ。
ファスナー部分
アルファのMA-1はリバーシブルで着られるので、ファスナーも大型のものが使われています。
正直なところ、レスキューオレンジ面をメインで着る人はあまりいないと思いますが、本来の用途としては必要な部分。
細かい部分のこだわりや再現性も、アルファ製MAー1の魅力です。
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コーディネートの主役にMA-1を
ミリタリー系に限らず、アウターはトップスとボトムスの相性が大切です。
その中でブラックのMA-1は、どんなボトムスとも合わせやすい優秀アイテム。
冬であれば、上下ブラックのコーディネートでも重さは感じにくいので、スキニーパンツやスラックスなどがオススメです。
タイトシルエットとはいえ肉厚なMA-1なので、シルエットとしてはボトムスを搾ったYラインを意識すると、メリハリのあるコーディネートができます。
たぶん今年最後のコーデ
— 箱根ヶ崎@会社員×ブロガー×Webライター (@pn3pn3) December 30, 2019
冬は当面これで行く、定番アイテム鉄板コーデ。
ALPHA MA-1
GU スウェット
ARC'TERYX arrow22
ZARA ストレッチパンツ
Dr.Martens 2976チェフシーブーツ pic.twitter.com/vApVwGvhsi
冬が終われば、ボトムスをデニムなどにしてインナーに春らしい色を使えば春らしい、軽やかな印象になります。
まとめ
- MAー1でも、タイトシルエットならすっきりとした着こなしができる
- 色もブラックにすれば、キレイめなコーディネートにも対応
- 冬なら上下ブラック、差し色を入れれば春先にもコーディネートに取り入れられる
こちらの記事をまとめると、以上の3点になります。
ユニクロからも毎年MA-1が発売されていますが、アルファのMA-1の最大の特徴はその「不変さ」にあります。
細かなアップデートをしつつも、MA-1のパイオニアとして王道を行くアルファ。
ぜひ、その王道のMAー1の着こなしを試してみて下さい。
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