いきなり岐阜県のカレー屋をフューチャーしているが、この記事のメインはカレーの激戦区・神保町で長年営業を続けるボンディの記事である事を明記しておきたい。
いきなり岐阜県のカレー屋をフューチャーしているが、この記事のメインはカレーの激戦区・神保町で長年営業を続けるボンディの記事である事を明記しておきたい。
(ビル自体も老舗の風格である)
(ボンディの初見殺し、ビルの裏口から入店の手助けとなる看板)
(定番から変わり種までズラリと並んだメニュー。何にするか毎回悩む!)
(意外とバカにできない、前菜的なジャガイモ)
ライス・・・至って普通のライス、かと思いきや既にチーズがオン
まず注目したいのは「これでもか!」と巨大なカットの牛肉だ。
その大きさたるやカレーの具と言う範疇に収まらない。
もはやサイコロステーキと言っても過言では無い。
これが一個かと思と、ルーの中にまだまだ潜んでいるので侮れない。
カレーのルーを入れるヤツの底は意外に深いのである。
そこにギッシリと牛肉とルーが詰まっているのだ。
付属のスプーンでルーをちょっとづつごはんにかけて食べるも良し、男らしく一気にかけてガツガツ食べるも良し。
このごはんとカレールーをあえて別々に提供してくれる所に老舗カレー店の風格と言うか余裕が感じられる。
カレーはスパイシーにしてコク深い極上の味わい。
単純に辛いだけじゃなくて、味に重厚な奥行きを感じる。
このコクは初代店主がフランス料理の基本となる”ソース”の奥深さに打たれ、ブラウンソースをベースに独自に開発したソースだ。
果物・野菜・赤ワイン・レッドペッパーなど、様々な具材からなる個性的にして万人に受け入れらるカレールーはまさにキングオブ洋食屋のカレーと言うのに相応しい。
本場であるインドカレーのガツンと力強い味わいも魅力的だが、ボンディの複雑にして奥深い味わいのカレーは衝撃的だ。
一口づつ、味わう様に噛みしめて食べたい。
ちなみに辛さが甘口・中辛・辛口と選べるが、よほど辛い物が苦手でなければ中辛以上がおススメだと思う。
甘口では、ややカレーのスパイシーさを感じにくかったので中辛、もしくは辛口で味わいたい。
ボンディの隠れ名物、なめらかプリン。
メニューにのっているので、別に隠れている訳じゃないけど。
カレー屋でプリン?? と思うかも知れないがボンディに訪れた際は食べておきたい一品。
”なめらかプリン”と言う名前に偽り無し。
クリームブリュレ的なパリパリの表面を割って一口食べれば文字通りの”なめらかさ”が存分に楽しめる。
優しい甘さに、半端じゃない口当たりの良さ。
カレーを食べ終わって、ピリピリしている口の中に優しい滑らかさが染み入る。
ケーキ屋などで販売されているプリンにも決して引けを取らない美味しさだ。
500円とやや高価だが、もうボンディでカレーを食べっちゃってる時点でお察し (カレー一杯1,480円~) なのでケチケチせずにイってしまいたい。
ボンディは知る人ぞ知る、と言うよりはカレー好きには勿論、ガイドブックにも掲載されているので休日の昼食時は結構な行列が出来る。
夕食の時間帯や、11時の開店直後ならば比較的スムーズに着席できる。
神保町と言う街柄、混雑時でも慌ただしさを感じないスタッフやオペレーション、どこか昔懐かしさを感じる店内。
それらが相まって、より一層カレーの味を引き立ててくれる気がする。
頻繁に行ける店では無いが、またカレーとプリンを食べにボンディに行くと思う。
あ、ちなみにカレーのルーを入れるヤツの名前は”ソースポッド”と言うらしいです。
それでは、また。
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営業時間:11時~22時30分(LO:22時)
定休日:年末年始