お土産やプレゼントでちょっと高いお菓子を贈ることがありますが、自分で買って食べる事って少ないですよね。
お菓子を売っているお店は多いですが、実際に食べられるお店となると、その数はぐっと減ります。
- よく見かけるけど、実際の味は知らない
- 贈ったら「美味しかった」と言われたけど、どんな味か食べてみたい
そんな方に、オススメしたいのが『船橋屋(ふなばしや)』のくず餅です。
菅原道真公(すがわらのみちざね)を祀っている亀戸天神社の近くに本店を構える船橋屋は、200年以上の伝統がある和菓子屋です。
450日かかる製造工程を経て完成したくず餅は、独特の食感とさっぱりとした味わいが特徴で、JR東日本おみやげグランプリも受賞しています。
船橋屋本店ではお土産だけではなく、その場で食べる事ができます。
通常のくず餅以外も食べる事ができるので、どんな味なのか気になりますよね。
船橋屋 (ふなばしや)
予算:500~1000円 (店内)
営業時間:09:00~18:00 (喫茶)09:00~17:00
定休日:無休
入店までの待ち時間:0分前後 (土曜部・11時ごろ)
▼公式Webサイトはこちら
船橋屋(亀戸天神前本店)駐車場情報
マイカーやカーシェアリングなどで来られる方は、こちらの駐車場が便利です。
船橋屋 店舗紹介
亀戸天神社から徒歩数分のところに船橋屋本店の店舗があります。
白いのれんに書かれた墨文字が力強く目立ちます。
店の入り口には藤棚がつくられているので、シーズンになると満開の藤が楽しめます。
ちょうど亀戸天神社でも『藤まつり』を行うので、同時に楽しめますね。
店内は期待を裏切らない『和』を感じさせる作りで、落ち着いた空間になっています。
和菓子屋さんだからなのか、何度か訪れた際もガヤガヤした雰囲気はなかったので、ゆっくりとお菓子を楽しめそうです。
船橋屋の主なメニュー
船橋屋名物の『くず餅』の他、くず餅にあんこをトッピングした『よしの餅』やあんみつなどツボを押さえた、ラインナップが楽しめます。
あんみつなども食べたいところですが、船橋屋のくず餅を使ったよしの餅が気になりますよね。
すべての食べ物メニューにはお茶が着きますが、コーヒーもホットとアイスがオーダーできるので、くず餅&コーヒーなんて組み合わせも可能です。
上品な甘さの洋菓子をコーヒーと一緒に食べるのも美味しいですよね。
くず餅
船橋屋に来たからには、押さえておきたい名物のくず餅。
くず餅も、もちろん美味しいですが掛かっている黒みつときなこが絶妙。
よしの餅
くず餅以外にもう1つ食べるならよしの餅がオススメです。
上品なあんこと蜜が載ったくず餅は、普段とは全く違う一面が楽しめます。
200年以上の伝統が誇るくず餅の美味しさ
伝統も、もちろん大切ですが重要なのは「今食べて美味しいかどうか?」ではないでしょうか?
伝統があるから、という理由で食べたものが正直「…………」だったことは何度もあります。
船橋屋のくず餅は2日という消費期限の為に、450日という手間暇をかけて発酵させてつくられています。
えぐ味が無く、ぷりっとした食感を楽しみつつ、黒蜜の甘さやきなこの風味も一緒に楽しめます。
きなこの風味あふれるくず餅は、黒蜜の控えめな甘さと相まっていくらでも食べられそうです。
出てきた分を速攻で食べて、お代わりを注文したくなります。
船橋屋はこんな人にオススメ
きなこや黒蜜が嫌いでなければ、どんな人にも船橋屋のくず餅はオススメできます。
亀戸天神社の近くなので、来店される方は年配の方が多かったです。
そのため、ガヤガヤした雰囲気もなく、ゆっくりくつろげます
ベビーカーに乗った赤ちゃんにも、椅子をどけてスペースを作ってくれていました。
くず餅自体は1年を通して美味しく食べられますが、特にオススメしたいのが春。
店の入り口に咲く藤を見ながら、食べる時期はかなり限られます。
そのため、午後からは混雑してくるので、午前中早めに行けば休日でも比較的スムーズに食べる事ができます。
Webサイトでは本店以外で飲食可能な店舗が見られます。
2019年4月現在ですが、羽生PA(上り線)のフードコートに出店していたり、意外な場所で、船橋屋に出会う事ができますね。
普段、贈る事が多い方は買い出しのついでに、店内でくず餅やよしの餅を食べてみて下さい。
▼公式Webサイトで喫茶のある店舗が解ります