新宿・歌舞伎町っていうか「おかまバー」 界隈ではレジェンド的存在のひげガールに行ってきた。
昨年に続いて2年連続の訪問である。
先に白状するが、本記事に有益な知情報・新たな知識などは、 一切含まれていない事を名言しておきたい。
【※記事中の情報は全て2017年6月5日現在の物です】
0次回を全力で楽しめ!
若干バイアスが掛かっているかも知れないが、 おかまさん達はハイテンションな方が多い。
もちろん、全員が全員そうじゃ無いのであろう事は想像できるが、 少なくとも店内では皆ハイテンションである。
いわゆる女性が男性を接待するお店では男を立てる為の、 どちらかと言うと”引いた接客”が多い様な気がする。
しかし、おかまさん達はグイグイ来る。もう攻めの1手だ。
従って、それ相応の”さくせん”で臨まなねばならない。
(個人的には”みんながんばれ”も捨てがたい)
こちらも事前にエンジンを暖めて、 入店後即トップギアに入れる様にしておきたい。
ただ、エンジンを回し過ぎると、 オーバーヒートするのは車も人も一緒なので何事も”ほどほど” で切り上げるのが肝心だ。
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おかま界のレジェンド ひげガール
暖機運転の場所から歩く事約10分。
”2度目まして”のひげガールに到着である。
入口からは、 とてもおかま界にその名を轟かせるレジェンドの貫禄は感じられな い。
が、その”一見普通に見えるけど、実はすごい”ってのが逆に恐ろしい。
おかまバーに行くために暖機運転している時から参加している人も 含めた 物好きな 人の合計は6人。
半数の方がおかまバーの経験有り、残りの半数が初体験となる。
場所が場所だけに、 男性の方が興味が有りそうなイメージがあるが、 今回参加する人の大半が女性なのが興味深い。
話は前後するがおかまバーの中では、 一か所に固まって座っていたけど、人によって話や受け取り方が違う。
同じ体験でも、その人の特徴や色が出て、 全然違った記事に仕上がるのが面白い。
(おかまバー1番乗りは誰だ!?)
おかまバーを全力で楽しめ!
ひげガールには2種類の時間帯があり、 トークタイムとショータイムに分かれる。
トークタイムは”女性が男性をおもてなしするお店” と同じ様なイメージで、 客2人に対して1人のキャストが付く感じだ。
おかまさんはとってもパワフルなので2対1で丁度いい。 ってかそれでも普通にパワー負けする。
店内のセンターには、ショータイム用のステージが設置され、 それを取り囲む様にアルファベットの「C」 の字に席が配置されている。
席に座ると即座におかまさん達が対面に座り、 素敵なトークでこちらを盛り上げてくれる。
(ブロガー一同、盛り上げられるイメージ画像)
なお話の7割くらいが下ネタである。
「ピー で ピピー で ピロピロポーン なのねー」と盛大にイジられる。
もうこの段階で男とか女とか、そんなチャチな事はどーでも良くなる。
おかまさんに誘われるまま、キャスト側の席に座っていると「 性別なんて、個人を表現するアイコンでしかないよなー」 と妙な事を考えてくる。
おかまさんの女性的な部分が目に着かないと言えば嘘になるが、 生物の性別として目の前に居るのは”男”である。
(たぶん…)
そうなってくると、 自分の中の男性は一体どこに対して女性的な魅力を感じているのか 疑問に思える。
極端な話、胸が膨らんでいたりすれば性別は関係無いのか?
男と女の性別がゲシュタルト崩壊してくる。
そんな悶々とする箱根ヶ崎を他所に、ショータイムが始まるまでの短い時間だが、終始おかまさんのペースで圧倒されてしまう。
(”ガンガンいこうぜ”から作戦変更した方が良い…?)
ショータイム
ショータイムは1日2回、各30分くらいの長さで行われる。
上品か? と言われると返答に困るが、決して下品なショーではない。
ダンスあり、お笑いあり、場合によってはお客の飛び入り参加ありのイベントだ。
目の前、1~2mほどの距離で行われるショーは大音量のBGMと共におかまさん達が次々と登場し、華麗なダンスを魅せてくれる。
見ていると30分くらいの時間は「あ」っという間に過ぎてしまう。
この時に、自分のテーブルに居たおかまさんが出演したりすると、ウィンクしてくれたりするサービスがある。
(よそ見してると後で「私の事見てくれなかったじゃないw」と容赦無くイジられます…)
ショーの最後に出演したおかまさん紹介があるので、お気に入りの人が居れば割りばしに1000円挟んで”おひねり”をする事が出来る。
タイミングが難しいので、席にキャストの人が残っていればいつ渡せばいいか教えてもらおう。
フリーと指名とボトル
指名すれば別だが、フリーで入った場合はその時に手が空いているキャストが相手をしてくれる。
従って、そのキャストに指名が入ったりした場合は当然、他のキャストが来る事になる。
そして、キャストが変われば今までの会話の流れや勢いも変わるので、良かったり悪かったりだ。
この辺りはフリーで入った時に「この人、話しやすそう!」と思えば”指名”を入れてしまってもいい。
(お気に入りの人は指名だ!)
また、入店料だけではキャストは飲む事が出来ないので、別途ボトルを入れる事になる。
値段はピンキリだが、こういうお店に来たからには、たとえ安くてもボトルを入れてみんなで飲みながらワイワイやるのがスマートだと思う。
2次回を全力で楽しめ!
楽しい時間も過ぎれば、お会計を済ませて退店である。
個人的に”おかまバー”と言う遊びは
- 今日、おかまバーに行くと言う事をワクワクしながら話す0次回
- おかまバーを全力で楽しむ
- 各人の弄られっぷりを話す2次回
の3段階で楽しめるイベントだと思っている。
おかまバー滞在中はどうしても、目の前のテーブル・キャストに集中して話してしまうので他の人の様子が解りづらい。
参加者全員で、後で話してみると意外な別のテーブルの様子やいじられっぷりが聞けて楽しい。
楽しい・楽しくないは個人差があるので一概には言えないが、機会を作って1度は行ってみても良い場所だ。
男でも女でも一切関係無く弄り倒してくるおかまさんのパワー圧倒されて、あとで照れながらその時の話をみんなでするのが楽しいと思う。
それでは、また。
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ひげガール
営業時間:18:00~LAST
定休日:日曜日
【外部リンク】新宿歌舞伎町オカマバー|HIGE GIRLひげガール[トップ]
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