メズム東京は「五感を魅了する時間と空間が導くイノベーティブな場所」として、２０２０年４月に開業した。全く新しい都市型ホテルです。
東京の「今」を、五感で体験することにこだわった独特のコンセプトや、ホテルのあらゆるところで感じられる新しさ。
これは、ホテル自体が一種の現代美術かも、と思えるほど。
１泊８万円から、２０００円くらいの宿まで泊まってきた私のホテル歴の中で、トップクラスの体験ができたのが、メズム東京です。
この記事では、そんなメズム東京の中からchapter１のお部屋をルームツアーとしてご紹介していきます。
公式Webサイトからでも部屋の様子はわかりますが、実際に泊まったからこそわかる部分などを、詳しくご紹介しています。
メズム東京に宿泊を考えている場合は、ぜひ参考にしてください。
- メズム東京の平均予算・マップコード
- メズム東京の最寄り駅からのアクセス
- メズム東京 ルームツアー
- メズム東京のルームサービス・メニュー
- メズム東京からの夜景
- メズム東京の朝食
- メズム東京のチェックアウト
- メズム東京に泊まってみて
- そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
メズム東京の平均予算・マップコード
平均予算:３５,０００円/２人
マップコード：556 328*50
メズム東京の最寄り駅からのアクセス
最寄りの駅は、ゆりかもめの竹芝駅になりますが、乗り継ぎやアクセスの面を考えると、JR山手線の浜松町駅がオススメです。
徒歩１０分ほどで到着するため、ストレスを感じることなく、到着します。
メズム東京 ルームツアー
メズム東京はウォーターズ竹芝ビルに入っている、シティホテルです。
同施設は、ホテル以外にもアトレや劇団四季なども入っている大型複合施設。
そのため、この施設だけでも１日中楽しむことができます。
ホテルに入ると、さっそく両側に薄いカーテンが配置された現代美術様な印象の空間が。
ふんわりと香るルームフレグランスと相まって、とても心地の良い場所でした。
ここから、エレベーターでフロントのある14階まで上がることになります。
フロントのある14階は、ラグジュアリーかつ現代的な空間。
スタイリッシュで、遊び心のある空間はずっと座っていたくなるほど。
ホテルのラウンジは、ほとんど通り過ぎるだけの空間になっていましたがメズム東京のラウンジは、初めて「ここで過ごしたい」と思える空間でした。
お部屋の設備
今回宿泊するのは、４つのランクがある中で、リーズナブルな「chapter１」です。
鍵はカードキー方式で、チェックインのタイミングで２枚渡されます。
メズム東京の部屋は、chapter（チャプター）ごとにランク分けされており、最も高いランクのchapter４は、クレジットカードの高ランク会員や、マリオット系列のハイクラス会員でないと、簡単には泊まれません。
ただし、宿泊するために制限があるわけではないので、予算に余裕があれば、ぜひ泊まってみてください。
chapter４では今回のルームツアー記事より、さらに極上の体験が確約されています。
入り口から入ってすぐの場所には、BE@RBRICK（ベアブリック）がお出迎え。
これも、日本流のおもてなしで、スマホでフラッシュを焚いて撮影すると、不思議な現象を体感することができます。
面白くて、思わず何度も撮影してしまいます。
部屋の広さは４０㎡と十分な広さ。
キングサイズのベッドも固すぎず、柔らかすぎず、絶妙な寝心地。
テレビは壁掛けタイプで、圧迫感がありません。
ネットに繋がっているので、youtubeや動画配信サービスを楽しむことができます。
（配信サービスには、別途加入している必要があります）
窓側にはソファとテーブル。
簡単な作業や、飲食をするには十分なスペースがあります。
外の景色を楽しみたい人は、ここで過ごす時間が多くなるはず。
電話は「あえて」今の時代に黒電話。
もちろん、飾りではなく、しっかり使えます。
中央の「スターサービス」とは、客室コンシェルジュのこと。
直通で繋がるので、頼み事がある場合は、電話を使うと便利です。
メズム東京の特徴の１つでもあるカシオ製のデジタルピアノがこちら。
ピアノとしての機能以外にも、Bluetoothでスマホなどをリンクさせ、スピーカーとして使うことも。
ピアノが一切弾けない人でも、しっかりと楽しむことができます。
反対に、ピアノが弾ける人は、楽譜も室内に用意されているので、演奏を心行くまで漫喫できます。
防音もしっかりしているので、音漏れの心配もありません。
ちなみに、メズム東京には専用の曲があり、最初にお部屋に案内された際にスタッフの方が演奏してくれる、粋なサービスも楽しめます。
ドリンクサービス
個人的に、メズム東京で楽しみにしていたのが、こちらのコーヒーサービス。
猿田彦珈琲とコラボしている専用の豆が楽しめるほか、抹茶を点てることもできます。
しかも、その点て方も室内にあるタブレット端末を見れば、動画で紹介してくれます。
実際に、私が抹茶を初めて点ててみましたが、しっかりと苦みとコクのある仕上がりに。
コーヒーもインスタントではなく、猿田彦珈琲のドリップ式。
こちらもタブレット端末に淹れ方が紹介されています。
また、お茶菓子として、ミルキーも用意されています。
こちらのミルキー、お馴染みの味に変わりありませんが、パッケージはメズム東京オリジナルのもの。
ペコちゃんも、メズム東京の制服を着ています。
コーヒー類以外にも、常温の水が２本用意されています。
そのまま飲んでも、コーヒーや抹茶を点てるときに、使ってもOKです。
その他、引き出しには抹茶用の茶器やグラスなどが入っています。
コーヒー・抹茶と比べると、やや存在感が薄くなってしまいますが、紅茶もしっかり用意されています。
冷蔵庫の中には、ハートランド（ビール）・オレンジジュース・水がそれぞれ２本づつ。
こちらはサービスなので、料金がかかることはありません。
ハートランドは日本のビールとは違い、さっぱりとしたと飲み口が特徴です。
クローゼット
クローゼットも広く作られており、冬でもコートやダウンジャケットなどを簡単にかけておけます。
ハンガーの数も多く、足らなくなる心配はありません。
また、メズム東京は室内用として、スリッパの他に雪駄も用意されています。
普段は履く機会の無い雪駄ですが、履いてみると蒸れることがなく、気持ち良く使うことができました。
雪駄の他にもシューズブラシや、靴のクリームなども用意されています。
革靴のメンテに必要な道具一式が用意されているので、こちらも時間があれば使ってみたいところ。
トイレ
トレイはタンクレスタイプのすっきりしたデザイン。
さらに、トイレに入るときの段差もありません。
トイレには手を洗うスペースも用意されています。
ハンドソープまでしっかり準備されているのが、ありがたいところ。
バスルーム
脱衣所兼洗面スペースは、必要十分な広さ。
替えのタオルなども用意されています。
バスルームはガラス張りで、解放感のあるつくり。
実際にバスルームを使ってみると、自宅の風呂のような圧迫感がありません。
壁が無く、視線が通るので解放感があります。
メズム東京で楽しみにしていた物の２つめがこちら。
一見すると洋書のように見えますが、実はアメニティ類の収納箱になっています。
中を開けると、メズム東京の入っているビルを島に見立てたイラストが。
歯ブラシや髭剃り、シャワーキャップなど、必要なアメニティ類が全て入っています。
洗面台も広く、余裕を持って使うことができます。
また、ハンドソープもミルキー同様、メズム東京オリジナルのコラボモデル。
しっとりした洗い心地と、都会的かつシンプルな香りが特徴で、普段使いしたくなるほど。
乳液などは雪肌精のものが用意されていました。
ドライヤーは、人気ブランドのSALONIA製。
シンプルな形が、メズム東京東京の雰囲気にマッチしています。
バスタブの他に、バスローブもしっかり準備されてます。
柔らかい生地と、ゆったりした作りのバスローブは、お風呂上りに着ると、そのまま寝てしまいそうな程の心地よさです。
バスルーム内には、同様にボディソープ・シャンプー・コンディショナーが置かれています。
シャワーは２タイプ。
通常のシャワーと、天井にレインシャワーが設置されています。
体全体を包み込むように水が流れるレインシャワーは、温まると同時に、すっきりとした洗い心地が楽します。
バスタブも広く、１８３センチの私でも足を伸ばして入ることができました。
バスソルトも用意されているので、より温まりながら、疲れを癒すことができます。
メズム東京のルームサービス・メニュー
メズム東京は、レストラン以外にルームサービスを行っています。
室内にあるタブレット端末から注文することができます。
２４時間受け付けていますが、時間帯によってメニューが違うので注意が必要です。
今回はマルゲリータピザ・クラブハウス サンドイッチをオーダー。
注文するときに、持ってきてもらえる時間を決められるので、早めに予約しておくのがオススメです。
マルゲリータは２５センチほどの大きさ。
モッツアレラチーズのコクとピザ生地の風味が感じられ、おかわりしたくなる美味しさです。
クラブハウスサンドは、マスタードの辛さと酸味が食欲を誘います。
野菜は新鮮で素材の味を感じつつ、マスタードの辛みを楽しめます。
付け合わせのポテトには、ケチャップとマスタードの小瓶が一緒に着いてきました。
ポテトはオーソドックスな味わいですが、一緒についている小瓶のケチャップが美味しく、どちらも完食してしまいました。
その他、ドリンク系はワイン・日本酒・ビール・ノンアルコールなど、さすがのラインナップ。
ほとんどの種類が用意されているので、困ることはありません。
メズム東京からの夜景
竹芝に位置するメズム東京からは、東京湾はもちろん、隅田川や東京の夜景などが楽しめます。
ただし、泊まる部屋によって見られる景色が違うので、注意が必要です。
どうしても見たい景色がある場合は、予約する際に景色が確約されたプランにするか、高層階の予約がオススメです。
今回私が泊まった部屋は、東京湾方向に窓が向いており、対岸の勝どき・月島方面の夜景が楽しめました。
メズム東京の朝食
今回の宿泊で１番楽しみにしていたのが朝食です。
文字通り五感を使って楽しむ朝食は、メズム東京らしさが使ったコース。
ボリュームもあるので、しっかりお腹を空かせておきたいところ。
まずは、メズム東京の朝食の代名詞ともいえる五感ドリンク。
ミモザ・ビネガードリンクなど、５種類の味を楽しめるドリンクです。
ヤクルトの本社が、同じビルに入っている関係で、左から二つ目のドリンクはヤクルトです。
そんな遊び心があるのも、メズム東京ならではのこだわりを感じます。
その他、ヨーグルト・サラダ・サンドイッチ・デニッシュなど、しっかりとお腹と心が満たされるメニューが続きます。
そして、メインディッシュともいえるオムレットがこちら。
エシレバターの風味が感じられる、ふんわりオムレツ。
しかも、ソースは４種類の味の中から選ぶことができます。
メズム東京のチェックアウト
メズム東京はチェックアウトも、タブレット端末で済ませることができます。
面倒な入力などは不要で、数回タップするだけでチェックアウトが完了します。
ルームサービスや、部屋付けでお土産などを買っていれば、清算画面で表示されるので、確認しておきましょう。
メズム東京に泊まってみて
五感を魅了する時間と空間が体感できるメズム東京では、新鮮な体験とともに、ラグジュアリーなひと時を過ごすことができます。
ホテルスタッフの対応も、丁寧すぎず、フランクに接してくれるものの、細かな気遣いや対応などは、一流のもの。
最高のホスピタリティを体験することができました。
東京都内在住でも、メズム東京に泊まれば非日常の空間で五感を刺激される、ゆったりとした時間を過ごせます。
そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
アルバイトでもパートでも派遣社員でも、働いている人には有給休暇を取る権利があります。
休日に有給を加えて旅行にいったり、自分の好きなことに時間をつかうことは、生きていく上で大切なことです。
有給は雇用形態に関わらず、与えらえています。
しかし、周囲の空気や上司に気を使って、有給が使えないのはツライですよね。
- どうすれば、有給を取りやすくなるのか？
- そもそも有給を使うのに理由はいるのか？
- 有給を申請したら、日付を変えろって言われた。
有給休暇は労働者の権利！ 権利を侵害する上司や会社は訴えてやる！
と、勢いよく言っても、同僚から「面倒くさいやつ」と思われるのも考えもの。
権利は権利として主張することが必要ですが、過度な主張をして職場で浮いてしまうのも避けたいところ。
周囲から浮かず、それでいて仕事もこなしつつ、有給を取る。
そんな方法をまとめた記事もあります。
有給を取りたいけど、言い出しにくい……。
そんな時に、ぜひ読んでみて下さい。
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