富士山へ登るには、どんな装備をどのくらい持っていけばいいのかが、悩むところではないでしょうか?
実は、富士山はしっかりした準備と装備を整えれば誰でも登ることができます。
なぜなら、実際に私が登っているときも、小学生くらいの子どもの姿を見かけることもあったからです。
この記事では、男性向けに実際に私が富士山に登った際に持って行った服装や持ち物を紹介します。
記事を読み終わると、最低限の必要な持ち物が理解できます。
ぜひ最後まで読んで、忘れ物の無いようにしてください。
絶対に必要な物
リュックサック
トレッキングシューズ
防寒着
レインウェア
ウェア
財布
ライト
飲料水
あると便利
ザックカバー
リュックサックに最初から付属しているものは、場所が分かりづらいので、登山前に1度練習しておけば、雨が降っても慌てません。
▼価格:500円~ 1,000円
トレッキングポール
帽子・手袋
晴れていれば紫外線から、雨が降れば水滴から頭を守ってくれる帽子と、心置きなく手を使える様になる手袋はぜひ持っていきたいところ。
ただし、落石からは守ってくれないので、万全を期すならヘルメットの着用がオススメです。
▼事故の記事はこちら
▼価格:2,000円~ 3,000円
サングラス
晴れの日であれば、日差しがまぶしいので持っていきたいところ。
さらに、空気が乾燥している山では砂ぼこりが舞うことが多いので、目を護る意味でも持ち物に加えたいですね。
しっかりとUVカットの着いているものがオススメです。
▼価格:1,000円~ 3,000円
ネックウォーマー
標高が上がってくると寒くなってきますが、首を温めるだけで体感温度はかなり変わります。
また、首は太い血管が走っているので、そこを保温することは体温の低下を防ぐ意味でも有効です。
それほどかさばるものではないので、ぜひ1枚はもっていきたいところ。
▼価格:1,000円~1,500円
サポートタイツ
高価なものは数万円しますが、私の感想としてはユニクロのものでも十分です。
もう少しお金を出せるなら、スポーツメーカーから発売されているタイツがオススメです。
1度使うと、その効果に驚くほど疲れが軽減されますよ。
▼価格:3,000円~20,000円
腕時計
時間を見るためだけにスマホを取り出すのも大変なので、腕時計があればその場で時刻を見られます。
雨が降る前提で、生活防水くらいの性能があれば気兼ねなく使えます。
▼価格:1,000円~20,000円
スマートフォン
持っていくか悩むところですが、富士山は5合目から山頂までしっかり電波が繋がります。
落とす・無くすことを考えると、持っていかない選択も十分あり得ます。
ただ、持っていけば写真撮影や気象情報などに使えるので、あれば便利なことは間違いありません。
山小屋で充電はできないので、心配であれば予備のバッテリーも持っていきましょう。
タオル
2枚くらい持っていくと安心です。
ティッシュ・ウェットティッシュ
汚れを拭いたり、食事前に手を拭いたり活躍する場面は意外にも多いです。
少し勿体ないですが、ウェットティッシュはボディシートなどで代用する事もできます。
行動食
登りながらや、休憩中に少し食べられるのが行動食です。
カロリーメイトや、チョコレート、ナッツ類が軽さやカロリーの面からもオススメです。
何種類が持っていくと飽きずに最後まで楽しめます。
量が多すぎても負担になるので、自分が食べる量+少し余るくらい、を目安に量を調節して持っていきましょう。
ビニール袋
常備薬・保険証のコピー
使い捨てマスク
2日目用の着替え
山小屋で泊まるのであれば、持っていくのがオススメです。
1日運動をして、そのまま寝て、次の日も半日くらいを過ごすのは辛いものがあります。
更に余裕があれば、2日目に下山してからの普段着も持っていくと、登山後も気持ちよく過ごせます。
余裕があれば持っていきたい
コッヘル & バーナー
完全に趣味ですが、山頂付近で食べるカップラーメンは格別です。
山小屋でもラーメンは買う事ができますが、自分で苦労して持っていくのも一興です。
水 900ml (調理用水)
同じくこちらも完全に趣味の持ち物。
カップラーメン調理用の水です。
1人前であれば900mlもあれば十分。
水は持っていけば持っていくだけ重量が増えるので、必要な量はしっかり確認しておきましょう。
歯磨きシート・日焼け止めシート
富士山で水は貴重品なので、歯磨きも通常の感覚ではできません。
汗拭きシートの様に口の中を拭く、歯磨きシートがあると便利です。
また、晴れている日の登山はすごい勢いで日焼けするので、日焼け対策はしっかりしておきましょう。
(対策が甘いと、下山後のお風呂で辛い目に合います……)
使い捨てカイロ
主に山頂で日の出を待つ時に活躍してくれるのが、使い捨てカイロです。
日の出前の山頂は真夏でも極寒なので、カイロがあれば温かく過ごせます。
山小屋でも売っているで、少し高いですが途中で買う事もできます。
以上を踏まえた登山当日の服装
以上を踏まえた上での、当日の私の服装がこちらです。
撮影場所は8合目付近ですが、山頂までこの服装でした。
下はハーフパンツですが、意外にも サポートタイツを履けば足は十分温かく、気になりませんでした。
それよりも風が強く吹くと、一気に体感温度が下がるので防風対策をしっかりしていくことが重要です。
まとめ
- 服装は登山ブランドでなくても十分使える
- 靴やリュック、防寒着だけはしっかりした物を
- 水やマスク、カイロなど細かい物は少し高くなるが、山小屋で帰る
この記事をまとめると、以上の3点です。
登山で汗をかいた上に雨に打たれると、風邪をひきかねません。
しっかりと雨・風の対策をした上で、安全に気を付けて、登山を楽しんで下さい。