鎌倉や江ノ島に初めて行ったら、しらす丼は押さえておきたいグルメですよね。
当日の獲れ高によって決まるので、食べられるか食べられないかは運しだい。
釜揚げしらすも美味しいですが、とれたての生しらすは格別です。
少し前まで生きていたしらすは、小さくてもぷりっとした食感でたまりません。
しらす激戦区の湘南のお店はどこもレベルが高いですが、その中でも特に美味しいのが「しらすや」です。
しらすだけじゃなくて、地物の魚も一緒に食べられる贅沢な丼ぶりは絶品です。
地魚料理 しらすや
入店までの待ち時間:30分前後 (連休中・11時ごろ)
▼公式Webサイトはこちら
しらすや 店舗紹介
江ノ電の腰越駅から徒歩15分ほどの距離にあるのが「しらすや」です。
特徴はなんといっても目の前が漁港、そして網本直営であること。
もうそれだけで新鮮さは保障された様な気がします。
観光地の江の島駅から一駅手前にある閑静な住宅街なので、お店も落ち着いた雰囲気のたたずまい。
ただし、順番待ちの方はお店の雰囲気とは打って変わって、激戦です。
江の島にある「とびっちょ」みたいに、観光地に面していてひっきりなしに人が来る、という立地ではありませんが開店直前の11時ごろには50人くらいの行列が出来ていました。
とびっちょ オフィシャルWebサイト▼
お店の前には屋根やベンチがあって、ある程度の人数は待てるようになっています。
定期的に書き換えているらしい黒板のメニューをみながら、何を食べようかあれこれ考えているの間に順番が来きます。
しらすやの主なメニュー
丼ぶりや魚の定食がメインのお店なので、席の回転率はかなりのスピード。
並んでいる間にオーダーを取ることもあって、着席後数分で頼んだものが出てきました。
三色丼と言っても魚の種類が違っているのが悩ましいところ。
季節によって入ってくる魚も変わるので、三色丼の内容も変わっていきます。
そうなると三色丼の組み合わせは無数にあるので来るたびに、違う味が楽しめますね。
三色丼(ワカシ・生しらす・釜揚げしらす)
生しらすの黒・釜揚げしらすの白・ワカシの赤が見た目に鮮やか。
脇を固める小鉢の海苔の和え物もしっかり美味しい。
しらす2種類にワカシまで楽しめる贅沢な丼!
ワカシとはブリの幼魚の事。
成長していくにしたがって名前が変わっていく出世魚ですね。
そして成長にともなって脂も乗ってくるので、ブリと比べてワカシの方が少しあっさりした味なのが印象的。
ブリと言えば新宿で食べた一貫10円のお寿司も美味しかったですが、さすがに海の近くの網本のお店で食べると一味も二味も違います。
そしてメインの生しらす。
シーズンでもタイミングが悪いと食べられない時があるので、食べられるだけでちょっとラッキー。
ぷりっとした独特の食感は生しらすならでは。
ご飯に思いっきり乗せてガツガツ食べれば、口の中にしらすの甘味が広がります。
さらに勢いにのって「しらすかき揚げ」を追加オーダー。
あまり食べる機会が無いので、物珍しさも手伝ってテーブルの上でしらす祭りを開催です。
しらすかき揚げは20cmはありそうな大きなかき揚げが2枚。
お皿からはみ出そうなサイズは、味も食べ応えも期待が持てます。
一緒についてきた塩をかけずに食べても、しらすのほのかな塩気で十分美味しいです。
揚げたてのかき揚げをざくざく言わせながら食べると幸せな気持ちになりますよね。
名物に旨い物なし、といいつつもやっぱり魚は獲れたてが1番。
そして海のそばでは魚が名物です。
鎌倉や江の島には色々とオシャレな食べ物もありますが、やっぱり海のそばで食べる魚料理は格別です。
夏でも冬でも海の近くにきたら魚料理を食べたいですね。
しらすやはこんな人におすすめ
人気のお店なので、ある程度並ぶのは覚悟する必要があります。
時間が経てば経つほど行列は長くなっていくので、昼食で食べたいなら10時30分ごろにはお店に着いておきたいですね。
駐車場も完備してあり、回転が速いのでどんな人にもしらすの美味しさを楽しむ事ができます。
江ノ島の食事する所はここ以上に激戦区なので、観光地から少し離れたしらすやで食事を済ませてから江ノ島にいくのも良いですね。