旅行の楽しみといえば、知らない場所へ出かけることです。
初めてみる景色や、初めて食べるものはテンションが上がりますよね。
しかし、遠くに旅行することが難しい状況で、私たち旅行好きに求められるのは「近場でも旅行感を楽しめるスキル」ではないでしょうか?
そこでオススメしたいのが、近場のホテルに泊まってみることです。
普通は旅行先の寝る場所として使っているホテルですが、滞在する場所として考えると、違った魅力を感じることができます。
この記事では2019年の休日のうち、半分ほどは旅行に使っていた私が、東京都限定で旅行気分が楽しめるホテルをご紹介します。
遠くに行けないからこそ、ぜひ近場を攻める際の参考にして下さい。
- 都内在住でも、都内のホテルで楽しめる?
- 近場で泊まっても、楽しくないんじゃない?に全力で反論する
- 都内限定だから、オススメしたいホテル
- とりあえず予約して、泊まってみる
- まとめ
- そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
都内在住でも、都内のホテルで楽しめる?
そもそも、都内在住者が東京都内で旅行気分が楽しめるのでしょうか?
一切知らない場所にでかければ別ですが、新宿・渋谷・品川・上野などの街は、1度は行ったことがあるはず。
旅行の楽しみとは、日常を離れて普段とは違う環境を体験することです。
ところが都内に限定してしまうと、知っている場所だったり、どんば場所か想像ができるところがほとんど。
反対に「京都府の伊根町にある舟屋の雰囲気が、半端ない凄さ」と、いっても想像できる人は少ないのではないでしょうか?
旅行の楽しみとは「まだ体験したり、見たりしたことの無いものへの期待」といえます。
ポイントは非日常
つまり、旅行に対して「日常とは違う感覚=非日常」を、私たちは求めています。
逆にいえば、 非日常感を満たす事で、東京都に住んでいる人でも、都内で満足度の高い旅行ができます。
そして、都内で手軽に非日常を感じられるスポットがホテルです。
高級ホテルからビジネスホテル、ゲストハウスまで、滞在することに特化したホテルは、抜群の居心地のよさ。
ふかふかのベッドやラグジュアリーな空間、大きなバスタブなどの充実した施設で過ごす時間は、間違いなく非日常です。
近場で泊まっても、楽しくないんじゃない?に全力で反論する
ホテルって、旅行に行ったときに泊まるもので、近場で泊まっても楽しくないのではないか。
私も実際にそう思っていました。
日帰り、というか自宅から1時間くらいの距離にあるホテルに泊まっても意味がない、と考えていました。
しかし、それはホテルを「寝る場所」としか捉えてないからです。
遠くに旅行に出かけた場合、ホテルはチェックインしたらご飯を食べて寝るだけ。
しかし、近場のホテルの場合はお昼すぎにはチェックインして、室内でゆっくりと過ごすことができます。
ホテルの施設もしっかり使うことができる上に、窓からの景色も楽しむことができます。
景色がきれいでも10秒も見れば飽きるでしょ、と思うかもしれませんが、それは違います。
抜群の景色を誇る部屋からの眺望は見ていて飽きることはありません。
目の前一杯に広がる東京の街並みや空、行きかう電車はずっと見ていられます。
また、旅行気分を味わう以外に、人生に疲れてしまったときにもホテルに泊まることはオススメです。
100%自分だけの時間を過ごすことのできるホテルは、疲れてしまったときの「回復ポイント」に最適です。
▼疲れてしまったときにオススメの記事はこちら
都内限定だから、オススメしたいホテル
東京都内だけでも無数のホテルがあり、全てを比較して泊まることはできません。
ただし、最初の目的通りに「非日常」を感じたいのなら、普通の価格帯より高いか安いホテルがオススメです。
そうすることで、ホテルに泊まったことで感じられるギャップが大きくなり、日常生活との落差を楽しめます。
それでは、そんな日常とのギャップを感じられる都内のオススメホテルを5つ、ご紹介していきます。
HOTEL K5
「HOTEL K5」は客室数20部屋の小規模なホテルですが、スウェーデンの建築家に建築・空間デザインなどを依頼し、築97年の建造物をリフォームして作られたホテル。
歴史的な建物の重厚感と北欧の軽やかなデザインが融合した空間が特徴です。
小規模なホテルだからこそ許される上質で個性的な空間は、唯一無二の存在。
住所は日本橋ですが、それを感じさせない安らぎを感じさせてくれます。
toggle hotel(トグル ホテル)
建物自体がバイカラーになっている、デザイナーズホテルがトグルです。
「今の気持ち=modeの切り替えが自由にできる」をコンセプトに、自分らしい今を過ごせる空間を提供しています。
最大の特徴は部屋自体にまで徹底されたコンセプト。
空間や配色など、徹底的に考えて作られたホテルです。
ホテルに滞在すること自体が、一種のエンターテインメントになっています。
廊下もバイカラーになっているので、動画や写真好きな人は廊下を撮影するだけで、映える画が撮れます。
ホテル メトロポリタン丸ノ内
東京駅に、ほぼ直結しているホテルです。
高層階から東京都心の夜景が一望できます。
また、東京駅近くという立地なので、新幹線・在来線・特急など、電車の行きかう様子を上空から見ることができます。
電車好きでなくとも、ホテルにチェックインしてから、終電までずーっと見ていられるほどの光景です。
さらに夜になれば、ビルの明かりの間を電車が走り抜ける様子や、東京の夜景を楽しむことも。
この夜景は、個人的には今まで泊まったホテルの中でトップクラス。
都心の夜景や、東京駅の電車を終電まで上空から楽しめるのはメトロポリタンならではの特徴です。
メズム東京
五感を魅了する時間と空間がコンセプトのラグジュアリーなホテルがメズム東京です。
ハイクオリティなサービスや空間で、ゆったりとした時間が過ごすせます。
なによりメズム東京は新しいホテルなので、宿泊業界の最先端トレンドやスタイルが体験できます。
また、メズム東京は朝食も特徴の1つになっています。
一食4,000円する朝食は、1度は食べておきたいところ。
4,000円ってめちゃくちゃ高い、と思いますよね。
ただ、夕食や飲み会に5,000円ほど使うことは、誰でも経験のあることではないでしょうか?
そう考えれば、メズム東京の朝食に4,000円使うことは、それほど非常識な金額だとは思えません。
Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE(ヌイ)
もともと、創業300年を誇る玩具メーカーの倉庫だったビルを改装したホステルがnuiです。
日常の延長にあるような、肩の力を抜いてリラックスできるような、非日常。
そんなゆるい空間が特徴です。
温かみのある古材や手作り感のある空間。
隅田川沿いの下町感のある馴染みの場所。
そんな、等身大の暮らすように旅をする体験ができるホステルがNuiです。
一階には一般開放されているカフェも併設されています。
隅田川の風を感じながら、解放感のあるカフェでコーヒーを飲む時間は、最高という言葉では表せないほど。
毎日の仕事に疲れたら、ブラっと立ち寄りたくなるホステルがnuiです。
ホテルの部屋も2,600円で泊まる事のできる男女混合のドミトリーから、普通のホテルと変わらないダブルベッドの部屋まで、予算に合わせて選ぶことができます。
とりあえず予約して、泊まってみる
自宅から1時間ほどの距離でもホテルに泊まることに抵抗を感じるかもしれません。
それでも、実際に泊まってみると、いつもと違う場所で過ごすことで旅行のときのワクワクした気持ちを感じられます。
泊まるといっても近場なので、ちょっと買い物にいく、くらいの気持ちで出かけるかもしれません。
しかし、ホテルに到着してチェックインして、部屋に到着すと「これから何して過ごそうかなー!」と、旅行の時のワクワクした気持ちになってきます。
東京都には高級なものから格安なものまで、幅広いホテルが揃っています。
いきなり一泊2万円のホテルに泊まって、楽しくなかったら悲しすぎますが、5,000円以内のホテルであればダメージは少ないはず。
自分の予算や気持ち、一緒に行く人数に合わせて、ホテルを選ぶことが、滞在中の満足度をあげるポイントです。
まとめ
- 旅行の非日常感はホテルでも味わえる
- 都内には手軽に非日常を体験できるホテルがある
- まずは手ごろな値段のホテルから泊まってみるのがオススメ
こちらの記事をまとめると、以上の3点になります。
都内に住んでいるのに、都内に限定して旅行気分を楽しむことは、一見すると難しいことかもしれません。
しかし、少しだけ考え方を変えてみれば、手軽に楽しめる方法は意外とあるので、ぜひ色々なホテルに宿泊して、非日常感を楽しんでください。
そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
アルバイトでもパートでも派遣社員でも、働いている人には有給休暇を取る権利があります。
休日に有給を加えて旅行にいったり、自分の好きなことに時間をつかうことは、生きていく上で大切なことです。
有給は雇用形態に関わらず、与えらえています。
しかし、周囲の空気や上司に気を使って、有給が使えないのはツライですよね。
- どうすれば、有給を取りやすくなるのか?
- そもそも有給を使うのに理由はいるのか?
- 有給を申請したら、日付を変えろって言われた。
有給休暇は労働者の権利! 権利を侵害する上司や会社は訴えてやる!
と、勢いよく言っても、同僚から「面倒くさいやつ」と思われるのも考えもの。
権利は権利として主張することが必要ですが、過度な主張をして職場で浮いてしまうのも避けたいところ。
周囲から浮かず、それでいて仕事もこなしつつ、有給を取る。
そんな方法をまとめた記事もあります。
有給を取りたいけど、言い出しにくい……。
そんな時に、ぜひ読んでみて下さい。
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