一人焼肉・一人寿司・一人カラオケなど「一人でするには敷居が高い」とされているもは、色々あります。
「別に私は大丈夫だし」と思っても、実際に他の人に聞いてみると「いや、それはちょっと……」と、微妙な返事がくることも。
それと同様に「一人旅」も、敷居が高い趣味の1つと、いえるかもしれません。
ドラマやアニメでは、登場人物が一人旅をする描写がありますが、実際に一人旅の経験がある人は、少なくとも私の周りではかなりの少数派。
なぜなら、一人旅ってどこへ行けばいいのか、なにをすればいいのか、よく分からないからではないでしょうか?
この記事ではそんな疑問の前者、つまり「どこへ行けばいいのか」を、実際に私が行って旅を満喫できた場所をご紹介することで、解決します。
最後まで読んでもらえれば、次の連休にはさっそく一人旅に出かけられるようになります。
下諏訪
長野県の諏訪湖の北側に位置する街が下諏訪です。
私は主に夏に行っていますが、都市部と比べると気温も低く過ごしやすいのが特徴。
一人旅でなくても、単純に避暑地としておすすめです。
下諏訪を一人旅でおすすめする理由
下諏訪を一人旅でおすすめする最大の理由は、圧倒的な街のウェルカム感です。
閉鎖的な感じは無く、どこのお店にいっても常連のように居心地よく過ごせます。
また、下諏訪に行ったときは必ず泊まる”マスヤゲストハウス”の存在も大きいところ。
スタッフさんの着かず離れずの空気感が、一人旅にちょうど良い人との距離を感じさせてくれます。
話したい時は気楽に話しかけ、一人になりたい時はそっとしておいてくれるので、一人旅だけど誰かと話したい、という矛盾した欲求に応えてくれます。
マスヤゲストハウスは旅館を改装した内装も素晴らしく、特に縁側がおすすめ。
夏に縁側でゴザを敷くと、セミの声と井草の香りに包まれながら昼寝をする、というファンタジーのような体験ができます。
今日もマスヤゲストハウスで一泊!
— 箱根ヶ崎@会社員×ブロガー×Webライター (@pn3pn3) August 3, 2019
#プレ夏休み #下諏訪 #マスヤゲストハウス pic.twitter.com/IK3AUu3Yjz
また、銭湯も多いので、昼寝をして銭湯に入って飲んで寝る、というこれまた大人にとってはファンタジーのような1日を過ごせます。
下諏訪の一人旅グルメ
一見、地味な土地ながら凄まじい美味しさを誇るお店が多いのも下諏訪の特徴です。
おすすめのお店は多いですが、1つあげるなら”うな富”の特上うな丼です。
あまりのおいしさに、ブログでも紹介しています。
外はパリパリ、中はふわふわ。
甘辛い独特のタレがたっぷりかかったうなぎと、その下のふかふかご飯。
「旨い」意外の言葉が見つからない美味しさが満喫できます。
▼うな富の記事はこちら
長野県下諏訪でオススメのうなぎ屋『うな富』 マップコードやメニュー・駐車場を紹介
▼下諏訪のその他の記事はこちら
材木座
神奈川県鎌倉市の南側に位置する、海に面した地域が材木座です。
海に面しているので夏は海水浴が楽しめる他、時間帯によってはサンセットが楽しめます。
材木座を一人旅でおすすめする理由
鎌倉ではなく”材木座”と、地域を限定したのは理由があります。
材木座にもゲストハウスがあり、そこを中心としたエリアが一人旅を楽しむのに適した環境だからです。
材木座のゲストハウス”亀時間”は、ステーキハウスを改装した宿で、マスヤゲストハウスと違い、ややアジアンな内装が特徴的。
日中は鎌倉や江の島などで観光し、夕方に材木座に移動するのがおすすめです。
ゲストハウスから徒歩数分で海に出られるので、天気がよければ綺麗なサンセットが見られます。
沖縄じゃないけど、オリオンビールで乾杯。
— 箱根ヶ崎@会社員×ブロガー×Webライター (@pn3pn3) August 24, 2019
#大人の夏休み pic.twitter.com/zBZW0ik4Ll
普段は、「あれをしてから、これをやって……」と、次から次にやることがありますが、ここまでくれば予定は必要ありません。
なぜなら、あとは亀時間で寝るだけだからです。
気のすむまで、海をぼーっと眺めて過ごすのも中々贅沢な時間の使い方ではないでしょうか?
材木座の一人旅グルメ
ただの住宅街に見えますが、しっかりとお店はあります。
その中でもおすすめは燻製料理が美味しい”燻太”です。
燻製の刺身やベーコンなど、普段はあまり食べられない物が気軽に食べられるのがうれしいところ。
どれも美味しい上にリーズナブルなので、一人旅と言えどついつい長居してしまいます。
自分のペースでゆっくりと飲みながら、燻製や一品料理を楽しむことができる名店です。
▼燻太の詳しい情報はこちら
飛騨高山
岐阜県の北側約半分、東京都ほどの面積を単独で誇るのが高山市です。
小京都、と呼ばれるだけあり、古い町並みは今なお味わい深いものがあります。
また、昔からの観光地なので、色々な面で設備や案内が整っているのもうれしいところ。
飛騨高山を一人旅でおすすめする理由
飛騨高山のメリットは適度な観光地感と、レトロな街並みが楽しめる点です。
下諏訪や材木座よりは俗っぽいかもしれませんが、それが返ってレトロな楽しさに繋がります。
古い町並み・味のあるお土産屋・昔からの名物・古いお寺や武家屋敷など分かりやすい見所が多いので、観光で退屈することはありません。
車かバスになりますが、足を延ばせば世界遺産の白川郷にもアクセスできます。
アクセス自体はできますが、半日程度は時間が必要なので「高山に行ったついでに、ちょっと」と、気軽に寄るのは少し難しいかもしれません。
その分、しっかりと市内で楽しめる施設が充実しているのも高山の特徴です。
飛騨高山の一人旅グルメ
山間部にある高山ですが、意外にも美味しいお寿司屋が多いです。
その1つが松喜すしです。
地理的に、太平洋側より日本海側の方が近いので、富山・金沢の新鮮な魚が味わえます。
高山と言えば飛騨牛・高山ラーメンなどが有名ですが、一人旅で回らないお寿司を楽しむのも醍醐味といえます。
▼松喜すしの詳しい情報はこちら
まとめ
- ゆったりとした時間を過ごせる下諏訪
- 海と一緒に時間を過ごせる材木座
- 観光地を気楽に散策できる高山
この記事をまとめると、以上の3点になります。
一人旅は最初の敷居が高いかもしれませんが、自分の好きな場所を見つけると、一気に行きやすくなります。
好きな場所で自分の時間を過ごす贅沢さは、大人であれば誰もが憧れます。
時間に追われる毎日を過ごすからこそ、誰にも気を使わない自分だけの一人旅が必要なのかもしれません。
ぜひ、一人旅で下諏訪や材木座や高山にいって、自分だけの時間を満喫してきて下さい。