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「休みたいのに休めない」悩みを解決する、会社員が休むための有給休暇マニュアル【2023年版】

仕事を休みたいのに、休めない。

そんな悩みはありませんか?

  • 休日なのに、仕事関係の電話やLINEが入ってくるのが嫌
  • 有給を取ったのに、罪悪感があって気持ちよく休めない
  • 自分しか対応できない仕事があるで、休むと職場がまわらない

休めない理由は人それぞれ。

自分1人で解決できる問題もあれば、日本社会全体の問題もあります。

しかし一方で、休みたい時に自由に休める職場が存在するのも事実。

休みたい時に休むのは、働いている私たち労働者の、基本的な権利の1つです。

 

この記事では休みに関わる最新の法律と共に、仕事の実務面や自分の内面をどのように変えれば休みやすくなるのかを解説します。

最後まで読んでいただければ、「休みたいのに休めない悩み」が解決し、少しづつ休みやすい環境で、働けるようになっていきます。 

有給休暇を取って休めるようにするマニュアル記事の画像

休みたいのに休めない?

そもそも、なぜ休みたいのに休めないのでしょうか?

人手不足だったり、会社の空気感だったり、様々な原因があります。

 

しかし、2019年に労働基準法が改正され、「年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対し、使用者は付与日から1年以内に5日取得させなければならない」と、なりました。

会社は、有給休暇を「絶対」に、取らせなくてはいけません。

休みたいのに休めない悩みを解決するイメージ写真

有給休暇は必ず取らなければならない

働く人を休ませることは、会社の義務であり、違反すると罰則もあります。

さらに、アルバイトやパートの場合でも、有給休暇がとれる場合があります。

 

どのような罰則があり、どのような働き方が「有給休暇 義務化」の対象になるのか、こちらの記事にまとめました。

▼法律・罰則についての記事はこちら

20代の「休みたいのに休めない」を解決

新卒で入社した会社が、休みたいのに休めない会社でした。

大手企業なら、働き方改革の一環で様々な取り組みが行われていますが、中小企業では、いまだに古い体質が残っています。 

本当なら、有給休暇を取って旅行にいきたいのに、いけないことも珍しくありませんでした。

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休みたいのに休めない悩みを解決するイメージ写真

古い体質が残っていると、大変なことも…

有給=サボりと思われるような、古い体質の中小企業に就職してしまっても、休むことは可能です。

いきなり休むことは難しいかもしれませんが、徐々に休みやすい空気に変えていくことができます。 

 

具体的にどうすればよいのか、記事にまとめました。

▼休みやすい職場にする方法はこちら

管理職の「休みたいのに休めない」を解決

休みたいのに休めない、という悩みは20代だけの問題ではありません。

働き盛りの30代・40代の管理職でも、休みたいのに休めない、ということも。

  • 部下が育たない
  • 自分でないと、できない仕事がある
  • 人手が足らない

様々な理由がありますが、ある程度の年齢になってくると、自分だけで解決できる部分は少なくなってくるのではないでしょうか? 

休みたいのに休めない悩みを解決するイメージ写真

どのように問題を解決していくか?

30代以上の会社員は、部署や組織を巻き込んで、解決していくスタイルが有効です。

役職などが無くとも、職場の先輩としてある程度の権限や、発言はできるはずなので、それを有効に使っていきます。

 

実際に私は中小企業の少人数チームのリーダーとして、年間有給数0日から、ほぼ月イチで有給を使えるように、職場の環境を変えました。

今では、月イチの有給休暇に土日を加え、旅行を楽しんでいます。

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▼職場の環境を変えた記事はこちら

休みたいのは、誰でも同じなので、部署や組織を巻き込んで、複数人で解決していくスタイルが有効。

あなたが休みたい時は私が、私が休みたい時はあなたが。

少人数チームでも、お互いがお互いをフォローしやすい体制を作ると、一気に休みやすくなります。

▼少人数チームの働き方改革の記事はこちら

有給休暇を取るのに理由は必要?

そもそも、休みたい時に休むことは可能なんでしょうか?

  • なんとなく、会社にいきたくない
  • ぶっちゃけ、今日は暇だから行ってもやることがない
  • 精神的につらい

このような事を、経験したことはありませんか。

休みたいのに休めない悩みを解決するイメージ写真

とにかく休みたい……

さらに「今日は遊びたいから休みます! なんて理由は叱られるんじゃないか…」と、思っていませんか?

実は有給休暇の習得に理由は必要ありません。

また、有給休暇中の行動には一切制限がありません。

(もちろん、犯罪は別ですが……)

 

その理由と経緯は、しっかりと裁判の判例として残っています。

▼有給の申請に理由が必要ないことを解説した記事はこちら

有給を取って副業をしてもいい?

有給を取って、副業をすることも法律の上では問題ありません。

終身雇用が約束されていない、今の雇用情勢では、いつ働いている環境が悪化するかわかりません。

 

休みやすい職場環境を整える一方で、自分自身でも環境の変化に対応できる準備が必要です。

そんなときに、副業・複業は心強い味方となってくれます。

 

また、副業の種類によっては平日に行った方が有利なものもあります。

有給を取った上で副業を行えば、実質会社からの給料+副業の収入の二重取りが可能です。

▼有給をとって副業をすることを解説した記事はこちら

休めないのは、あなたが悪いからじゃない

いろいろな対策をしても仕事が休めない場合、それはあなたが悪いからではありません。

冒頭でご紹介したように、働いている人を休ませることは会社の義務です。

満足に休ませられないのであれば、会社の体制に問題があります。

 

さらに会社の体制以前に、属している業種によって休みやすい・休みにくいが別れます。

働いている業種によっては、最大で3倍近い開きが出ています

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出典:平成30年就労条件総合調査 結果の概況

注目したいのは「宿泊・飲食業」と「卸売り・小売り業」の日付の低さ。

電気・ガスのインフラ系の業種と、明らかに差があります。

 

業界そのものが、慢性的に休みにくい環境であれば個人の努力でどうこうできる問題ではありません。

▼業種別、有給の取りやすさをまとめた記事はこちら

自分で休める環境に向かっていく

休みたいのに休めない悩みを解決するイメージ写真

環境を変えていく

業界自体が慢性的に休めない体質であり、なおかつそれが続くようであれば、環境を変える必要があります。

 

「休みたいのに休めない」ということが、転職の理由は大げさでは?

と思うかもしれませんが、「休みたい」と思うこと自体が体からのメッセージであり、無理を続けると、うつ病で過労などで体を壊す可能性があります。

 

実際に私も休みたいと思いつつ、休まず働いたことが原因でうつ病と診断されました。

「休みたい」と思ったときに休める環境は、自分が思う以上に大切にしたい重要なポイントです。

休みたい!と思える目的を作る

休みたいけど休めない、という状況でも有効な方法の1つが「目的を先に作る」ことです。

「休みが取れそうなときに〇〇に行こう」ではなく、「〇〇に行くために、その日は空けるように仕事の調整をする」ことです。

やや、強引な方法ですが、先に目的を作ってしまえば行かない訳にはいきません。

 

旅先では、あなたの事を知っている人はいません。

誰に気を使う必要もなく、好きなことをしてOKです。

旅行中は予算の許す限り、好きなことをして、好きなものを食べて、楽しむことが重要。

 

知らない場所へ出かけるのは、面倒くさかったり、トラブルが起きるのが怖いかもしれません。

ただ、自分が「行きたい!」と思って出かけた先には、必ず感動できるような体験が待っています。

▼旅行先での失敗談の記事はこちら

それは景色や体験や人との出会いなど、人それぞれですが、必ず旅行先での体験はあなたのこれからの生活を良くしてくれます。

ぜひ、有給休暇を使って、自分が本当に行きたい場所へ旅行に出かけましょう。

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迷惑な有給休暇?

一方で、有給休暇の取り方を間違えると、周りの人に迷惑が掛かるだけではなく、自分も休みづらくなってしまいます。

同調圧力に負ける必要はありませんが、チームで仕事を行うのではれば、他の人への配慮はしておきたいところ。

 

事前に連絡・相談をしておくことで、チーム全体の負担を減らすと共に、次に自分が休みやすくなることにも繋がります。

▼できれば避けたい有給休暇の取り方はこちら

まとめ

  • 「 休みたいのに休めない」は、解決できる
  • 働く人を休ませるのは会社の義務
  • どうがんばっても休みにくい業種がある

この記事をまとめると、以上の3点になります。

休みたいのに休めない悩みを解決するイメージ写真

「休みたいのに、休めない」悩みは解決できる

有給休暇は最大で1年間に「20日間」使うことができます。

全て使えばほぼ1か月分の給料を、働かずに貰うことが可能です。

 

その間、旅行に行ってリフレッシュするもよし、副業を行って収入を増やすもよし。

自分らしい生き方をするための、1歩を踏み出すことができます。

▼後悔しない有給の使い方をまとめた記事はこちら