Dr.Martens(ドクター・マーチン)の定番は3ホールの「1461」と、8ホールの「1460」ではないでしょうか?
どちらもDr.Martensらしさが凝縮された名作です。
それ以外に、オススメしたいのが「2976」です。
サイドゴアのシンプルな外見と「YS=イエローステッチ」の名の通り、黄色いステッチが特徴的なブーツです。
30代になってしばらくブーツは履いていませんでしたが、チェルシーブーツに出会って一気に考えが変わりました。
シンプルな外見は大人っぽいコーディネートに使いやすく、Dr.Martens特有の弾むような歩き心地も魅力的です。
この記事では、そんなDr.Martensの『2976 YS チェルシーブーツ』を、徹底的にレビューしていきます。
最後まで読んでもらえれば、ブーツを買う際の悩みが解決し、買うかどうかの判断がハッキリとします。
Dr.Martens 2976 YS チェルシーブーツ
値段:26,400円(税込み)
サイズ展開:22cm~30cm
(サイズは1cm単位で作られています)
今回購入したサイズ:28cm
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2976 YS チェルシーブーツ 徹底レビュー
全体
やはり特徴的なのは、シンプルな外見。
紐を結んで履くタイプのブーツではないので、つるんとした外見はきれい目なコーディネートにオススメ。
また、Dr.Martensの特徴の1つでもある黄色いステッチがアクセントになっています。
ブーツだけを見るとやや目立ちますが、実際に履いてみると違った印象になります。
横側
Dr.Martensは、丁寧に履けば10年は愛用できる耐久性があります。
ただし、側面のゴム部分は劣化してくるので、ここはショップで交換修理してもらえます。
無理に履こうとすると、不自然な力が掛かりゴムの劣化を早めますが、後ろのタグを引っ張っる履き方なら、比較的長く愛用できます。
正面
人と会う時はこの場所が1番よく見られるはず。
すっきりとしたシルエットは、サイドゴアブーツの大きな特徴です。
実際はここから使っていくに従って、履きシワがでてきます。
それがいい感じのアクセントになるのも楽しみですね。
後ろ側も、それなりに人に見られる部分ですが、こちら側もすっきりとした印象。
履くときに使うタグを見せるか、あえてパンツを下ろして見せない様にするか、好みが分かれるところ。
サイドゴアのブーツ、というよりDr.Martensの特徴、イエローステッチ。
細い糸ですが、黒いブーツの中で存在があります。
このステッチに憧れてDr.Martensを買う人も多いのではないでしょうか?
中側
インソールに印刷されたDr.Martensのロゴが見えます。
サイドゴアのブーツは紐などで調節できないので、足を入れた最初の印象はかなりキツめ。
ただ、それでも足の全長が合っているなら履いている内に革が馴染んできます。
自分の足にフィットしたブーツは履きやすく脱げにくい、まさに愛用の一足になってくれます。
裏側
Dr.Martensの特徴の1つに「弾むような履き心地」が挙げられます。
それが、この裏側。
空気が含まれている、細かく仕切られた空間がいくつもあることで、この履き心地が実現できます。
Dr.Martensは人気のブーツなので、偽物も数多く出回っています。
その見分け方の1つが、底の仕切りがまっすぐなものは偽物というもの。
ただ、実際に私が正規店で購入したものは写真の通り。
従って、靴のプロではない私たちが、本物か偽物を簡単に見分けるのは困難です。
心配なのであれば、正規店で購入するのが1番確実です。
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Dr.Martensのお手入れ方法
ブーツの皮は丈夫なので、メンテナンスフリーでOK。
そんな意見を聞きますが、そんなことはありません。
ものを愛用することと、履き潰すことは違います。
お手入れをすればするほど、長く使っていくことができます。
破れても気軽に買える金額ではないので、しっかりお手入れをして、愛用したいところ。
Dr.Martensのお手入れに必要な道具
基本的には、この3アイテムがあれば、お手入れは問題なく行えます。
Dr.Martens純正のものでなくても大丈夫ですが、最後のクリームだけは使われている革との相性があるので、純正のものが望ましいです。
Dr.Martensのお手入れ手順
本格的にお手入れをするなら別ですが、普段履いていて、手軽にお手入れをしたい場合は、さきほどご紹介したアイテムを上から順番に使っていくだけです。
- ブラッシングで、ほこりを落とす
- ローションで、汚れ落とし
- クリームで保湿
これだけです。
Dr.Martensは好きだけど、革靴自体にそこまで興味がない……。
そんな方は、日々のメンテナンスは自分で済ませ、1シーズンに1度くらいは靴磨きが可能なお店で磨いてもらうのがオススメです。
本当に完璧を目指すのであれば、この工程に加えて靴墨や防水スプレーなどを使ったほうが、長持ちするのは間違いありません。
Dr.Martensの保管方法
これはDr.Martensだけに限ったことではありませんが、木製のシューズキーパーの使用がオススメです。
シューズキーパーを入れておくことで、ブーツ内部の湿度を調節してくれる上に、型崩れを防いでくれます。
2,000円程度から売られているでの、持っていなければブーツを買うときに、一緒に購入しましょう。
ブーツの金額から考えれば、消費税くらいの金額です。
コーディネートの主役にDr.Martensを
Dr.Martensのブーツは、シンプルな外見としっかりした作りで夏以外は、どんなコーディネートにも入れていけるアイテム。
1足持っておくと、ぐっとコーディネートの幅が広がります。
反対にコーディネートの数を絞って、私服の制服化を目指す際も心強い存在です。
定番のアイテムだからこそ、自分なりに履きこなして、コーディネートを楽しんでください。