ラーメンと言うと、熱いスープと一緒に一緒に麺をずずっと食べる
初めて”つけ麺”を食べた時も衝撃を受けましたが、そのつけ汁すら無 い種類があるので、ラーメンは本当に奥の深い料理です。
その”汁無し”をご当地麺とて広島市がプッシュしています。
広島市内にかなりの数の”汁無し担々麺”屋が出店していますが、そ の内の「キング軒」が銀座にある広島のアンテナショッ プに出店しています。
広島式と名付けられた汁無し坦坦麺、どんな味なんでしょうか?
キング軒
予算:1,000円
営業時間:平日11:00~15:00・17:00~20:00 土日祝:11:00~20:00
定休日:無休
入店までの待ち時間:10分前後 (土曜日・12時ごろ)
▼公式Webサイトはこちら
キング軒 店舗紹介
広島県に3店舗、都内に2店舗を構えるキング軒の1つが「銀座出張所」です。
通常の店舗とは違い、アンテナショップ内の店舗になる為、ややコ ンパクトになっているのが特徴。
アンテナショップ内に入ると既に担々麺と山椒の香りが漂ってきて、とっても食欲をそそります。
銀座出張店=広島のアンテナショップですが、まれにイベントで他のお店になっている場合があるので注意が必要です。
キング軒の主なメニュー
メニューは「汁無し坦坦麺」一択。
この担担麺にネギを追加するか、ライスを着けるか、などオプションをつけることができます。
また、辛さの調節も細かくオーダーできるのも特徴。
0~4辛までの5段階が用意されており、0は山椒などはまったく入っていません。
辛いモノが苦手、と言う人はそもそもキング軒に来ないはず。
初めて来た時はお店側のオススメである2辛か3辛あたりが無難です。
メニューが極限まで絞り込まれているので、提供はとってもスムー ズ。
入店=汁無し担々麺なので迷う必要が一切ありません。
広島式汁無し担々麺
何よりも山椒の香りが強烈に食欲をそそられる汁無し担々麺。
一口食べればたっぷりかかった山椒にシビれること間違いなし。
10年分の山椒を1杯で!
広島式担々麺を食べるに当たっては厳格なルールが規定されています。
気持ち的には今すぐこのまま、ずずっと食べたいですがルールで決めら れているからにはそれを守りたいところ。
中細麺の上にたっぷり乗ったネギ、そしてさらにその上にふんだん にまぶされた山椒。
近くで見れば見るほど、すぐに食べたい気持ちをぐっと我慢して3 0回数えながらぐるぐるとかき混ぜます。
30回ほど混ぜて、器の底のタレが無くなり、全ての具材が混ざっ たら準備完了。
一口食べれば辣油の辛さ、山椒の香りと痺れ、肉みそのコクが順番 に楽しめます。
麺も中細麺なので、汁無しでも食べやすく、それでいてしっかりと 具材と絡みます。
麺を食べ終わったら、オプションの小ライスを器に投下して、テー ブルに置いてある専用のタレを掛ければ、坦々ライスが完成。
銀座出張所は、場所の関係で麺の量が調節できないので男性は小ラ イスを頼んで、一緒に食べるとお腹が丁度膨れるくらい。
キング軒の汁無し担々麺は様々なこだわりが詰まっているが、ダントツで印象的だったのが、圧倒的な量と香りの山椒。
専用で調合された山椒や独特の痺れるような辛さによって絶妙な存在感を見せてくれあます。
更に別途、テーブルに用意されている山椒を振りかけると、より香りが楽しめます。
もうこの一杯だけで10年分くらいの山椒を食べた様な感覚になります。
山椒の辛みは好みが分れますが、キング軒の汁無し担々麺は辣油やその他の味と相まって、非常に食欲をそそる香りと味になっています。
ただ、食べ終わた後しばらく何を食べても山椒の味になるので注意してください。
キング軒はこんな人におすすめ
単純な「辛い」ものとは一線を画す存在なので、誰かと行くときは前もって、食べられるか確認しておきたいですね。
山椒と言う調味料自体がやや好みが分れる存在なので、注意が必要。
また、正規のお店というよりは「出張所」なのでゆっくりしたりするのも難しいです。
手っ取り早く昼食や夕食を済ませたい時に利用するのがベストですね。