「〇〇の奥座敷」という言葉に、憧れがある。
ごく一般的な、いわゆるメジャーな観光地とは異なり、奥座敷と名のつく観光地は「知る人ぞ知る」感じがする。
もっと言えば、奥座敷での旅こそ、ゆっくりと時間を過ごす大人の旅ではないだろうか。
そんな奥座敷に憧れている私の中で、特に気になっているのが山梨県の石和温泉である。
都内から1時間30分ほどでたどり着けるが、なかなか行く機会に恵まれなかった。
何なら新宿から長野方面へ向かう特急で、何度も素通りしている。
そこで、2024年最初の旅は「甲州の奥座敷」と呼ばれる石和温泉への旅となったのである。
石和温泉で注目したいのが洋菓子チェーン店のシャトレーゼが運営する「シャトレーゼホテル」だ。
シャトレーゼのお菓子やワインの一部が食べ放題・飲み放題とのこと。
目的地とするには申し分ないサービスである。
新宿から石和温泉へ
AM11:30 新宿駅
着いた!
— 箱根ヶ崎@ソロ旅系兼業ライター (@pn3pn3) January 7, 2024
着いた、というか、これから出発です
行ってきますー! pic.twitter.com/wk6JWYRwgG
出発地点は新宿から。
石和温泉までの所要時間が約1時間30分と短い上に、今回の旅の目的は「ホテルでゆっくりすること」だ。
ほぼ観光しない旅なので、新宿を出発する時間もお昼前で十分である。
東京駅には負けるものの、新宿駅も駅弁が購入だ。
お昼の時間帯の電車移動といえば、やっぱり駅弁は外せないところ。
普段食べるお弁当よりも豪華な駅弁は、旅情を楽しむ上での必須アイテムである。
AM11:45 特急かいじ
新宿駅を「特急かいじ」が出発。
遅めの出発ということもあり、車内はほどよく空いている。
お腹も空いていたので、気になった駅弁を一通り購入。
お弁当やデザートも食べ終わり、一息ついている間に窓の外の景色はすっかり変わっている。
東京に住んでいると、山を見る機会がほどんどないので、車窓から見える景色にテンションが上がる。
天気も良さそうなので、絶好の旅日和だ。
AM14:00 石和温泉駅
「特急かいじ」は、予定通り石和温泉に到着。
何度も素通りしていたが今回は、ここが目的地である。
「甲州の奥座敷」というイメージに違わぬ、コンパクトな駅が可愛らしい。
石和温泉駅には、全国でも珍しいワインの試飲が可能な観光案内所が併設されている。
さすがワイン王国の山梨県である。
地元色豊かな駅に感動しつつ、ワインの試飲に後ろ髪を引かれながら駅を出だ。
PM2:00 シャトレーゼホテル石和
今回の旅の最終目標地である「シャトレーゼホテル 石和」に到着。
ここは、お馴染みのシャトレーゼが経営しているホテルである。
シャトレーゼ自慢の、ワインやスイーツが心行くまで楽しめるホテルなのだ。
チェックインの時間からチェックアウトする瞬間まで、しっかりとシャトレーゼホテルの良さを満喫するのが、今回の旅の最大の目的である。
PM2:30 ウェルカムスイーツ&ワイン
シャトレーゼホテル石和のチェックインは、3時からだが、ウェルカムスイーツは2時30分から提供が始まる。
チェックインの前から、宿泊者にはくつろいでもらいたい、というホテル側の粋な計らいである。
スイーツはシャトレーゼのケーキが日替わりで楽しめる上に、飲み物はフリードリンクだ。
フリードリンクの中でも目を引いたのが、やっぱりワインである。
特に、山梨では湯のみでワインを飲む習慣が昔はあったとのこと。
一升瓶から湯呑にワインを注ぎながら、ワイルドに山梨の文化を楽しみたい。
写真を見ると緑茶とケーキに見えるが、実際は白ワインである。
ワインはすっきりとした飲み口が特徴。
やや辛口で雑味がなく、ケーキの相性も悪くない。
飲み放題なので、ついついお代わりまでしてしまい、チェックイン前からほろよいである。
PM3:00 アウトレットのバームクーヘンと温泉
ウェルカムスイーツに前後して、チェックイン。
夕食の時間まで、館内で焼いているバーククーヘンを見学したり、館内を探検したりして、時間過ごす。
館内で焼いているバームクーヘンはホテルのロビーから見学できる。
ぐるぐると回りながら、徐々に太くなっていくバームクーヘンは見ていて飽きない。
さらに、お得なアウトレット(!)のバームクーヘンも販売されている。
ある意味、珍しい一品なので売り切れる前に1つ購入。
ホテルのロビーには、ワインと日本酒の試飲スペースが設けられている。
500円で、ワインや日本酒の試飲に加え、シャトレーゼ製のおつまみが味わえる。
いろいろな種類を飲み比べたい派には、非常に嬉しいシステムだ。
試飲は部屋に持ち帰るか、ロビーで日本庭園を眺めながら楽しめる。
日当りの良い場所でソファに座りながら、ゆっくり試飲を楽しむのは至福のひと時といえる。
温泉の泉質は、非常にシンプル。
硫黄の臭いなども鼻につかず、好き嫌いが別れにくい印象だ。
温泉に個性を求める人には、やや物足りないかもしれないが、逆に言えば「個性が無いのが個性」ともいえる。
PM6:00 夕食
夕食は地元の食材を生かした簡易コース料理。
肉料理から魚やお刺身まで、心行くまで味わうことができた。
ドリンクもシャトレーゼらしいラインナップで、ワインを中心にビールや日本酒が取り揃えられている。
シャトレーゼホテルに泊まったなら、と樽出しワインをひたすらオーダー。
生ワインは飲める機会も限られるので、しっかりと味わっておきたい。
食事も後半に差し掛かったら、デザートの存在を忘れてはいけない。
ここはシャトレーゼの経営しているホテルである。
そのため、デザートにはシャトレーゼのお菓子が食べられる。
バイキング形式で並んでいるものを取ってこれるので、定番品やあえていつもとは違うお菓子を楽しむのもいい
PM22:00 就寝
夕食のあとは、お風呂に入ったり売店でワインを買って部屋で飲んだりして、時間を過ごす。
いつも観光+ホテルなので、ゆっくりと室内で過ごすことが難しかったが、今回はじっくりと楽しむことができた。
明日は、朝からお風呂や朝食バイキングを楽しみたいので、いつも以上に早く就寝した。
1日目 まとめ
目的地が100%ホテルのみ、という今回の旅。
移動時間も短いので、出発時間もお昼前後のゆっくり旅だ。
時間を持て余すかな、と思っていたがホテルに着いてしまえばウェルカムスイーツに温泉に館内散策と、やることも多く退屈するヒマがない。
夕食も非常に美味しく、色々なお菓子やケーキが食べられるのがシャトレーゼホテル石和の魅力だろう。
明日は、出発まで時間があるので朝食だけではなく昼食もシャトレーゼホテルで頂く予定である。
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