長野県の諏訪湖の北側に位置する下諏訪は、駅から徒歩圏内で楽しめる場所が多い上に独特の、のんびりした空気が漂っている街だ。
下諏訪は、宿も温泉も酒も飯も全てが最高であることに加えて、夏はひんやり涼しい。
コンパクトにまとまった街は、一人旅で楽しむには最適の場所だ。
今回は2泊3日の日程で、下諏訪を満喫してきました。
下諏訪に行ってみたい! という人は、ぜひ参考にしてください。
1日目 午前中
東京 → 下諏訪
旅に出ます!
— 箱根ヶ崎@【有給日和】旅好きWebライター (@pn3pn3) June 9, 2022
今回の旅は数年ぶりのあの場所に行ってきます!
やりたい事は食べて風呂入って寝るのみ
二泊三日のノープラン旅行です
有給休暇をとっての平日出発。
疫病の関係で、サクッと旅行に出かけることも制限されていましたが、今回は思い切って旅にでることに。
新宿発の高速バスで、下諏訪を目指す。
予定通り新宿を出発して、予定通り渋滞に巻き込まれる。
八王子~相模湖間は、慢性的に渋滞が発生しているので、ここで1時間ほどロスタイムが発生。
今回は久しぶりのバス旅。
— 箱根ヶ崎@【有給日和】旅好きWebライター (@pn3pn3) June 10, 2022
高速のSAに立ち寄るのも数年ぶり。
この雰囲気が懐かしい!
双葉SAのずーっと気になってた櫓にも登れました。
ここの櫓、いつか登って見たかったんですよね… pic.twitter.com/jpILAdhvIQ
休憩場所である双葉サービスエリアでは、ずっと気になっていたやぐらの上に登ってみる。
30代でも、こうした無意味な「気になったから行ってみる」ことができるのが、一人旅の醍醐味である。
あとはドグーンのガチャも売られてます。
— 箱根ヶ崎@【有給日和】旅好きWebライター (@pn3pn3) June 10, 2022
長野だから、でしょうか#ハニワット #蚩尤 #仮面の女神 pic.twitter.com/V9bnyFZrzF
あとは、ハニワのガチャガチャも気になるところ。
唯一購読しているハニワットの舞台が近いからだろうか…?
下諏訪到着
予定より、やや遅れて下諏訪に到着。
駅前のバス停の看板が本当になつかしい。
戻ってきたよ!
1日目昼食 ちゃぼカツ丼
今までの下諏訪の旅でずっと気になっていた、駅前の食堂。
お店の雰囲気から、絶対においしい気がする。
中に入ると、おじいさん・おばあさんがテキパキと切り盛りしている。
地元の人も次々に入ってきては、名物のちゃぼカツ丼や定食類を注文していく。
下諏訪を初めて訪れて、はや幾年月。
今日こそ、箱根ヶ崎はちゃぼカツ丼を食べるのである。
ドでかいチキンカツに、やや甘めのソースをたっぷりかけたガッツリ系飯。
チキンカツに絡んだ特性ソースのシズル感たるや!
シャキシャキのキャベツと一緒に食べれば、ソースの甘みとカツのジューシーさが相まって、ごはんを食べずにはいられない。
普通盛りでも、カツとキャベツでごはんが見えないほどの量。
ただ、濃い味付けがすきっ腹にはありがたい。
地元人がやってる食堂で、地元の人と一緒に食べる昼食の楽しいこと。
下諏訪2泊3日の旅のオープニングとしては、申し分のない食事でした。
1日目 午後
下諏訪サイクリング
腹ごなしも兼ねて、下諏訪駅前のレンタサイクルで、電動自転車を借りて、神社を巡ってみる。
下諏訪はコンパクトにまとまっている、とはいっても夏の炎天下を徒歩で歩きまわるのは大変である。
そこで、レンタサイクルで諏訪大社の春宮と秋宮の両方を回ってしまおう、という作戦だ。
日差しは暑いものの、電動自転車で走る長野の空気はひんやりとしており、快適なサイクリングが楽しめた。
特に春宮の奥に鎮座する、万治の石仏に会えたのは大きい。
巨大な石の上に、ちょこんと乗った仏様の顔が可愛らしく、個人的な推し仏(おしぶつ)にしている。
マスヤゲストハウス 1日目
下諏訪に来た時には、かならず泊まるゲストハウスがこちら。
明治時代から続く旅館を改装して作られたゲストハウスは、古さを活かしつつ、現代の間隔をミックスした、空間が魅力。
何度泊まりに来ても飽きない場所で、毎回違った過ごし方や下諏訪での発見がある。
ゲストハウスなので、基本的に個室の用意はない。
しかし、特別室的に2部屋は個室が用意されているので、周囲の人が気になる場合はそちらを利用する方法も。
夜は1Fリビングの一部がバーカウンターとなり、宿泊客やスタッフさんとくつろぐことができる。
知らない人と、自分の知らない分野や場所の話をするのが最高に楽しい。
菅野温泉
マスヤゲストハウスから、徒歩で数分の場所にある温泉。
温泉や銭湯というより、公衆浴場という言葉の方が、菅野温泉の雰囲気をよく表している気がする。
ちなみに、下諏訪の銭湯や温泉にはシャンプーが無いところも多い。
マスヤゲストに泊まると、無料で貸して貰えるぞ。
(タオル・バスタオルは、セットで100円で貸してもらえる)
あちこちケッタ🚲で回って、ちょっとライターのお仕事したら、お風呂行くマン pic.twitter.com/Ud9KNCc76v
— 箱根ヶ崎@【有給日和】旅好きWebライター (@pn3pn3) June 10, 2022
菅野温泉は、歴史を感じさせる佇まい(たたずまい)に、あっつあつのお湯が特徴の浴場だ。
下諏訪の浴場は、ほとんどがあっつあつのお湯なので、ぬるいお湯が好きな人は注意が必要だ。
お風呂上がりには、入り口にある自販機で牛乳を買って、本日の入浴を〆る。
ちいとこ商店
前回の一人旅のときには無かったお店。
コーヒー×駄菓子×クラフトビールの掛け算が楽しい商店だ。
今週もお疲れ様ですKP🍻 pic.twitter.com/wdqkX0g74e
— 箱根ヶ崎@【有給日和】旅好きWebライター (@pn3pn3) June 10, 2022
素敵なお髭を蓄えたマスターや、地元のお客さんと話しながら飲むクラフトビールが美味しい。
ちいとこ商店のクラフトビールは入れ替え制で、タイミングによっては次に装填されるビールが待機していることも。
頑張って飲んで、ビア樽を空ければ次のクラフトビールを1番に飲めるかも…?
(お酒は適量を!)
軽くおつまみを食べつつ、クラフトビールを飲みながら、楽しい時間が過ごせました。
東寿司
海なし県のさらに真ん中にある下諏訪のお寿司屋さん。
出てくるお寿司が魔法みたいに美味しい。
今回は地元でよく飲まれている、髙天(こうてん)の生酒でいただく。
すっきりとした飲み口に、コクのある後味が特徴で、ぐいぐい飲める。
東寿司は、お通しから手加減無し。
なんなら、お通しでご飯を食べてもいいレベル。
お通しが超絶旨すぎて、なんならお通しで〆のご飯でもいいレベル pic.twitter.com/w16OkwWjQz
— 箱根ヶ崎@【有給日和】旅好きWebライター (@pn3pn3) June 10, 2022
くじらベーコン、焼きがき、タコぶつ。
どれも抜群に美味しい上に、日本酒に合うから、非常に困る。
ぐいぐい飲んで、ぱくぱく食べられる。
しっかり飲んだら、〆に寿司を頼んで東寿司を後にする。
マスヤゲストハウス バー
この後の予定は、バーでビールを飲んで寝るだけ。
さらに翌日・翌々日も休みである。
何も遠慮することはない。
マスヤゲストハウスのバータイムでは、ハイボールなどに加え、クラフトビールも楽しめる。
こちらもマスヤゲストハウスに泊まったときの、欠かせない楽しみである。
三次会! pic.twitter.com/ozLAQgsGHt
— 箱根ヶ崎@【有給日和】旅好きWebライター (@pn3pn3) June 10, 2022
ほぼ地元(お隣の街)の茅野市にあるエイトピークスブルーイングが作る、個性的な味わいのクラフトビールは、何度飲んでも飽きない美味しさ。
ゲストハウスに泊まって、地元のクラフトビールを飲む瞬間が、一人旅のハイライトである。
東京から下諏訪への移動の疲れと、クラフトビール&地酒で心地よく酔って、その日は、バーが閉店する11時を待たずに、就寝しました。
1日目 まとめ
当初、下諏訪に着いたら、チャボかつ丼を食べる! 東寿司へ行く! くらいしか予定していなかった。
予定通り、予定を一切立てずにお腹の空き具合と気分に合わせて、下諏訪の街をふらふらと漫喫できた。
お風呂上りから、大好きな地酒とクラフトビールを飲めて、満足度の高い1日となった。
2日目・3日目の記事はこちら
そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
アルバイトでもパートでも派遣社員でも、働いている人には有給休暇を取る権利があります。
休日に有給を加えて旅行にいったり、自分の好きなことに時間をつかうことは、生きていく上で大切なことです。
有給は雇用形態に関わらず、与えらえています。
しかし、周囲の空気や上司に気を使って、有給が使えないのはツライですよね。
- どうすれば、有給を取りやすくなるのか?
- そもそも有給を使うのに理由はいるのか?
- 有給を申請したら、日付を変えろって言われた。
有給休暇は労働者の権利! 権利を侵害する上司や会社は訴えてやる!
と、勢いよく言っても、同僚から「面倒くさいやつ」と思われるのも考えもの。
権利は権利として主張することが必要ですが、過度な主張をして職場で浮いてしまうのも避けたいところ。
周囲から浮かず、それでいて仕事もこなしつつ、有給を取る。
そんな方法をまとめた記事もあります。
有給を取りたいけど、言い出しにくい……。
そんな時に、ぜひ読んでみて下さい。
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