とくに名言していたわけではありませんが、2023年は「新品の服を買わない」というルールの元に活動していました。
それまでは、UNIQLOやGUに限らず、いろいろなタイミングで服を買っていました。
しかし、人間が1日に着られる服の量は決まっています。
さらにいえば、お気に入りの1着は毎日着る一方で、そこまでではない服は、クローゼットを圧迫するだけの存在に。
そこで、2023年は以下のルールに基づいて服の制限プレイを実施しました。
・仕事で必要な服以外は、新品の服の購入は不可
・古着・中古の服は購入可
・ただし、購入数と同数の服を販売もしくは破棄する
・下着類は、必要に応じて買い足し可
・小物類は購入可
実施の結果、いくつかの知見が得られたので、忘備録も兼ねてまとめました。
服の制限プレイのデメリット
先に述べておきたいのが、服の制限プレイのデメリットについて。
1年間、服の制限プレイを実施した感触では、特にデメリットを感じることがありませんでした。
もともとがプライベート用の服の話なので、デメリットを感じづらい分野なのかもしれません。
制限プレイ中も、UNIQLOやGUにも行くし、アウトレットでもお店に出入りします。
見る分には服は増えませんからね。
強いてデメリットを挙げるなら、シーズン毎に使用頻度が上がるので、服の消耗が激しいこと。
特に夏は汗もかくし、日光も強いので服へのダメージが蓄積しがちです。
可能な範囲で服へのケアをしつつ、お気に入りの1着を着ましょう。
服の制限プレイのメリット
つづいて、服の制限プレイのメリットです。
クローゼットが広くなる
制限プレイを導入すると、クローゼットの服は増えなくなります。
着なくなった冬用上着や、何年も前のジャケットなどは断捨離対象の筆頭候補になります。
また、勤務している職種にもよりますが、プライベート用の服を仕事着に流用することで、さらにクローゼットを広くできました。
ある程度クローゼットが広くなると、解放感もあるで必要以上に服を詰め込まなくなります。
服で悩まなくなる
クローゼットに入っている服全部が1軍なので、服の組み合わせで悩むことがありません。
たとえば、私はプライベート用のパンツはヘルムートラングのジーンズが色違いで2本のみです。
インディゴとブラックなので、ある程度のコーデに対応できます。
その中で、春夏秋冬の定番コーデを組んでいるので、休日の朝に悩むことはありません。
靴もシーズン毎に革靴やブーツ、スポーツサンダルと決めています。
靴とジーンズが決まってくると、おのずとトップスのコーデも決まってきます。
普段とは違うブランドの服が楽しめる
服が欲しいと思っても、制限プレイ中は中古か古着の購入しか認められていません。
そのため、古着屋やフリマアプリをフル活用するのですが、いつものブランドの服をタイミングよく買うのは困難です。
サイズや色、使用感の具合で購入できないことはザラにあります。
そこで、いつものブランドではないブランドの服を購入するのですが、それが私には新鮮でした。
バーバリーやアダムエロペ、A.P.C.など、あまり袖を通す機会がない服を着られるのも嬉しいメリットです。
古着フェスなど、今まで行ったことの無いイベントに行くようになったので、ちょっと自分の世界が広がったような気がします。
行ってきました!
— 箱根ヶ崎@ソロ旅系兼業ライター (@pn3pn3) August 6, 2023
2時間ちょっとだったけど、めちゃくちゃ楽しかった!! pic.twitter.com/uV9MD838R4
意外に節約できた
服を買うことを禁じているわけではないので、それほど節約を意識していたわけではありません。
しかし、1年過ごしてみると、意外にも節約できていました。
大きな理由としては、次の2点が考えられます。
・服を買う頻度が下がった
服の制限プレイは、はっきり言うなら面倒臭いです。
服が欲しくても、フリマアプリを経由するか、古着屋などでしか購入できません。
そのため、服を買う頻度は2022年以前に比べると格段に下がりました。
安い服をたくさん買うより、多少高くても欲しい服を買うイメージです。
この「安い服より高い服を買う」ことは、次のメリットにも繋がります。
・服を売ったお金で次の服が買える
服が欲しいと思ったら、手持ちの服を売るか捨てるかしなければなりません。
そこで、主にフリマアプリをフル活用して、服を売っていきます。
そのため、古着の購入するときに「リセールバリュー」を考えて買うようになりました。
古着を買ってある程度来たら、フリマアプリで販売して、そのお金で次の服を買います。
うまく売れれば、買った時の値段くらいで売れることもあるので、実質無料で服が着られます。
販売の手間を惜しまなければ、服を買うだけではなく、売ることも楽しめますよ。
新品の服を購入しないルールで1年過ごしてみて【まとめ】
新品の服を買わないことで、服への興味が薄れるよりも、手持ちの服のコーデを考えてみたり、次のどんな古着を買いたいか考えたりする時間が増えました。
古着との出会いは一期一会で、ガチャのようなもの。
出会ったタイミングで買わなけれな、同じものに巡り合うことは困難です。
そんな古着ガチャを楽しみつつ、自分なりに服のコーデを考えるのが楽しい1年間でした。
2024年も、今年に引き続き新品の服を買わない制限プレイをしてみたいと思います。