カフェって言うと自由ヶ丘や表参道、青山などのキラキラした場所 が思い浮かぶ。
ただ、最近”アツい”と思っているのが墨田区~台東区界隈だ。
古くからあるカフェってか喫茶店と言う雰囲気の”デン”や、接客 ・料理・雰囲気が最高に素敵な”itonowa”など魅力的なお 店が多い。
各お店は個性はそれぞれだけど、都会的なシュッとした感じよりも 、手作り感があって温かみのある雰囲気はどこか共通している様に 思える。
そんな墨田区に、ギャラリーが併設された様な、倉庫風の個性的な カフェがあると聞いて行ってきた。
from afar倉庫01
都営浅草線の浅草駅を降りて、観光客とは逆方向に向かう。
隅田川を越えて、首都高の下を歩いていく。
周りは完全に住宅街で商店の様な物は見えない。
(浅草方面から歩いてくると、ちょっと不安になる)
from afar(フロム アファー)倉庫01はそんな住宅街の一角に店舗を構える。
大きな看板は出ていないので、 注意していないと通り過ぎてしまいな感じがする。
店内の手前側には雑貨が並べられて、実際に手に取る事が出来る。
花や鉱石・鉄器など、一見無秩序に見えて、統一感があるのは雑貨のセレクトをしているオーナーさん達のセンスだと思う。
そして店内中ほどから奥が、カフェスペースになっている。
倉庫を改装したカフェスペースは隠れ家と言うか秘密基地の様な、お酒を出したら絶対に”男の隠れ家 特集”とかに掲載されそうな感じだ。
(個人的にあこがれの”カリモク60”のソファもある)
カフェ利用の場合は先にレジでオーダーしてから席に案内される。
店内は倉庫の名残を感じる高い天井も相まって、広々とした感じがとにかく気持ちいい。
ブレンドコーヒー&ガトーショコラ
ブレンドコーヒー
コク・苦味・酸味がバランスよく味わえるコーヒー。
どんなデザートにもよく合う、永遠の相棒。
ガトーショコラ
チョコレートの甘さに甘さ控えめのさわやか生クリーム。
ピスタチオのカリカリとした食感もアクセント!
雑貨と器に個性が光る
コーヒーが運ばれて来て、まず注目したいって言うか、嫌でも目に入るのが器。
カフェの器ってシンプルで無地の物が多かったけど、from afar 倉庫01のカップはまさかの総柄。
思わず「おお!?」と思ってよく見たら伊万里焼のカップでもう一回「おお!?」ってなった。
伊万里焼のカップだと主張が強くて、下手をすると”実家感”が出ちゃうんじゃないかと要らぬ心配をしてしまうが、それをキッチリまとめているのがこのカフェの凄い所。
カフェってコーヒーや食べ物の味も大切だけど、それと同じくらいに”世界観”や”雰囲気”が大切で、普段の生活の場所からちょっと離れて、少しの時間をゆっくりとくつろいで過ごす場所がカフェだと思う。
その為に店側でも、話声が大きくなり過ぎない様に、1グループ辺りに人数を制限したり、写真撮影にルールを設けるなど、配慮が見られる。
この”お店側と客側での相互の配慮”によって静かで居心地の良い空間になってるんだと思う。
出来れば次回は本かkindleを持って行って、コーヒーを飲みつつゆっくりと読書をしながら、静かでくつろげる空間を満喫してきたい。
それでは、また。
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from afar 倉庫01
営業時間:12:00~19:00 (LO:18:30)
定休日:月曜日(たまに不定休になるため要確認)