シーサーと言えば沖縄のマスコット的な存在で、お土産品の定番です。
お土産物屋で売っているシーサーを見ると「あぁ、沖縄に来たな」と思わずにはいられません。
そんなシーサーですが、実際に沖縄ではお店や民家の玄関で活躍しています。
「どうせ沖縄の定番なんでしょ」と、思うかもしれませんが、改めて見てみると可愛いものからファンキーな物まで、個性豊かなシーサーが見られます。
沖縄本土であれば、どこに行っても見かけるので観光のついでに個性豊かなシーサーを探してみてはいかがでしょうか?
オーソドックスなシーサー
配色のせいか、迷彩服のような印象のシーサーです。
特にシーサーのイメージカラーを思っていた訳ではありませんが、ちょっと意外な色使いが印象的でした。
素材感のあるシーサー。
対になっていたり、表情や大きさなど、シーサーといえばこんなイメージがありますよね。
食堂を護るシーサー。
もともと、魔除けの意味合いがあるシーサーなので入り口で文字通り『にらみ』を利かせています。
シーサーと言えば入り口のイメージがありますが。屋根の上も一般的な設置場所のようです。
結構大きなシーサーで、色や形に『品』を感じます。
シーサーは口を閉じているものと開いている物があり、口を開いている方は福を招き入れ、口を閉じている方は災いを弾く役割があります。
変なシーサー
シーサーの形に、細かいな決まりがあるわけじゃありませんが、それでも目立ったシーサー。
完全に手前のシーサーしか視界に入りません。
『ガルーダ』や『ハヌマーン』などの東南アジアの神さまっぽいシーサー。
場所的に沖縄も東南アジアでおかしくはないので、それほど違和感はありませんね。
大きく剥いた目や赤のラインが、東南アジアの神様っぽい雰囲気にしています。
作り自体は普通ですが、そこにサングラスをオンしたことで個性を獲得したシーサー。
サングラスがあることで「もしかして、その肌の色って日サロで焼いてる?」などの妄想が膨らみます。
今回見た中で、一番『勢い』を感じたのがこのシーサー。
口の開き方やしっぽの立ち方から、今にも飛び掛かってきそうです。
別に親子、という設定はありませんが大きいものと小さいものが並んでいると、そう見えてしまいます。
子供シーサーの手作り感もいい味出してます。
しっぽと本体の色がツートンで塗り分けられているオシャレシーサー。
朱色や赤色だと目立ってしまますが、あえてマットっぽい色で馴染ませているのがポイントです。
かわいいシーサー
レンジャーものっぽく、赤から青・黄・緑と色が選べるシーサー。
色と顔の造りから怖い、というよりも愛らしい表情に見えます。
小ぶりながら、彫りが深い顔立ちで存在感があるシーサー。
威圧するような目力もあり、迫力がある。
手作り感あふれるシーサー。
ただ、シーサーの凄さは出来栄えなんかじゃなくて、どれだけ『シーサーを信じているか』だと思うので、出来栄えは問題じゃない。
貝殻で作ったシーサー。
自然の貝殻だけで、ここまで『それっぽく』作れることに驚かされます。
貝殻と石で作られたシーサー。
頭の風合いや、丸い目の部分が味わい深い。
壁からシーサー
今回見た中で意外だったのが「壁に埋め込まれているシーサー(通称:壁シーサー)」です。
顔の部分は、しっかりと立体になっているので迫力はそのまま残っています。
壁シーサーの中でも特にインパクトがあったシーサー。
ここまで来ると、逆に全体像が見てみたくなります。
沖縄は海だけじゃもったいない
沖縄はアクティビティやきれいな自然が魅力的ですが、少し目線をずらすと、個性的なシーサーをたくさん見ることができました。
シーサーだけを目的に行くことは無いかもしれませんが、見かけると思わず「おっ」と思えるようなシーサーに出会えます。
民芸品なんて面白くない。
そう思うかもしれませんが、お土産用だけではなく生活の一部として街の風景に溶け込んでいるシーサーは、沖縄っぽくて見かけるのも撮影するのも面白いです。
沖縄に行ったらお土産以外でも、ぜひ日常の中のシーサーを探してみて下さい。
沖縄はレンタカーよりもカーシェア?
島全体が見どころの沖縄を巡る為には車が必須です。
沖縄ではレンタカーが多すぎて「わ」ナンバーが足りなくなり、「れ」ナンバーの車も走っているくらいです。
スケジュールによっては車が「特定の時間は使わないけど、別の日は必要」という場合も出てきます。
そんな時はレンタカーよりも、細かい時間で借りられるカーシェアリングの方が便利な時があります。
人数や行く場所によってはバスも使えるので上手く使って、余計な支出を避けて沖縄を満喫したいですね。