旅行の楽しみ方は人によって違いますが、日常とは違う場所に行くことで新鮮な気持ちになります。
いつもは見れない場所を見たり、違った体験をしたり、珍しいものを食べたりするのが旅行の醍醐味です。
そんな中で、気になるのが旅費。
せっかくの楽しみなので旅行中のお金は気にしない、という人も多いのでないでしょうか?
ただ、楽しみを損なわない範囲で、節約できるならしたいですよね。
この記事では上手く使いこなせば、普通に国内旅行をするより40%程度は旅費を節約できるポイントを、3つに絞ってご紹介します。
家族旅行というよりは、少人数や1人旅向きの方法ですが、部分的に取り入れられるところもあるので、参考にしてみて下さい。
高速バスを利用する
最初は節約の定番、高速バスを利用します。
旅費を節約する場合の強い味方ですが、行き先や使うタイミングと合わせて考えたいところ。
たとえば、東京→大阪間。
- 新幹線:14,450円
- 高速バス:9,310円(クレジット決済)
新幹線と高速バスの差は約5,000円。
往復で考えると10,000円と中々の金額になってきます。
ただ、高速バスの弱いところは移動時間の長さ。
新幹線であれば2時間30分ほどで到着する東京・大阪間ですが、高速バスを使うと約8時間と3倍以上の時間が掛かります。
休みが限られる社会人にとって、この差は大きいところ。
お金を取るか、時間を取るか悩ましい問題です。
使い分けが大切
全てを高速バスで行こうとすると、無理が出てくるので使い分けが大切です。
例えば、片道を高速バスにするだけでも、5,000円の節約になります。
また、行き先によっては在来線と高速バスで大きく変わらない場合もあります。
そういった場合は積極的に使いたいところ。
たとえば、東京から岐阜県高山市にいく場合。
- 新幹線&特急:14,920円
- 高速バス:6,000円(クレジット決済)
料金は2倍以上違うのに、所要時間は新幹線は4時間30分に対してバスは5時間30分。
料金が半分以下で、必要な時間がプラス1時間なら高速バスも許容範囲ではないでしょうか?
ゲストハウスを利用する
ゲストハウスとは、基本的にはホテルなどを同じ宿泊施設ですが、イメージとしては「民宿」が近いかもしれません。
食事やベッドメイク、アメニティ類などサービスが無い代わりに、格安で泊まれるのが大きなポイント。
2,000~4,000円程度で一泊できるのは、節約する上で大きなメリットですよね。
旅先のホテルなどで、1番いる時間の長い場所はベッド上ではないでしょうか?
それならベッドだけを、格安の値段で寝られる様にすれば喜ぶ人も多いはず。
そんな場所がゲストハウスです。
ただし、安く泊まれるからといって危険・汚い・ボロい、なんて事はありません。
古民家を改造したり、中にはカプセルホテルの様な雰囲気で泊まれるゲストハウスもあります。
実際に泊まってみた感想
長野県諏訪市にある「マスヤゲストハウス」に実際に泊まりました。
旅館を改装して営業しているゲストハウスですが、建物とスタッフの雰囲気が、土地の風土に合って、心地よい空間になっています。
1人で行ってものんびりできるし、誰かと出かけてものんびりできます。
旅先で奮発して旅館やホテルに宿泊するのも醍醐味ですが、それとは違った方向で旅の醍醐味が味わえるのもゲストハウスの魅力です。
週末や連休を避け、平日を利用する
基本的なところですが、平日を絡めるだけでぐっと旅費を下げることができます。
特に、会社員にとっての狙い目が月曜日。
日曜日~月曜日にかけての宿泊は旅館やホテルでも安めの料金設定になっていることが多いです。
また、飛行機のチケットも同様に料金が下がる傾向があるので上手く利用したいところ。
本来は火曜日~木曜日が料金の底値なので、その辺りで有給休暇を取って旅行にいくとがっつり節約することができます。
有給休暇はどのような理由でとっても、法律的に問題はないので、仕事の整理だけしておけば心置きなく休めます。
▼こちらの記事も合わせてどうぞ
他の2つのポイントへも良い影響が
平日に旅に出かけると、先にご紹介した2つのポイントへも良い影響が出ます。
まず、高速バスは予約が取りやすい上に、曜日によって値段が変わるタイプの高速バスでも底値で予約する事が可能です。
さらにバスの弱点である、交通渋滞も平日であれば発生しにくいので、より快適に旅を楽しむことができます。
ゲストハウスも同様に予約が取りやすい、底値で予約できる、などのメリットがあります。
これは、旅全般に言えることですが、狙い目はやっぱり平日です。
そこを絡めるだけで、全体の費用をぐっと抑えることができます。
節約したお金の使い道
お金も闇雲に節約するのではなく、目的をもって節約することが大切です。
私は、大なり小なり月に1度は旅に出かけたいと思っているので、毎月の収入に対して使える金額は決まってきます。
しかし、それと同時に節約をするが為に、旅自体を楽しくない物にはしたくありません。
旅のクオリティを落とさずに、節約しつつ楽しむ。
それがベストです。
為に有給を使い、高速バスでアクセスできる目的地をピックアップし、行き先ではゲストハウスに泊まって、旅を満喫しています。
そして、締めるべきところを締めれば、あとは食べたい物を食べ、飲みたい物を飲めばいいんです。
箱根ヶ崎が本日食べたものです。
— 箱根ヶ崎@会社員×ブロガー×Webライター (@pn3pn3) August 3, 2019
ご査収下さい。
#下諏訪 #プレ夏休み pic.twitter.com/EqaacjcVsO
旅に出かける目的は人それぞれ。
それぞれの目的が達成され、楽しめることが1番大切です。
この記事を読まれた方は、ぜひ節約しながらも、それを感じさせない楽しい旅を満喫してきてください。