趣味は何ですか? と、聞かれたら「旅行です」と答えるようになった15年以上になります。
その中で楽しい体験もありますが、失敗したこともあります。
お金と時間をかけて出かける旅行は、全力で楽しみたいところ。
しかし、全部が全部楽しい旅行にはなりません。
様々なトラブルや失敗で、楽しくない旅行になってしまうことも。
この記事では旅行先でよくある失敗を中心に、その対策とセットでご紹介します。
あらかじめ、失敗しやすい部分を知っていれば、未然に防げる可能性が高まります。
ぜひ最後まで読んで、次の旅行に生かして下さい。
旅行での失敗①:天候不良でも無理に行く
旅行に行こう、と思ったら1カ月から数カ月先に予定を組んで出かけるのが一般的ではないでしょうか?
思い立ったときに、ぶらりと出かけるのも楽しいですが、家族や友達との旅行ではそうもいきません。
そうなってくると、問題は旅行当日の天気。
1カ月先の天気すら100%の精度で予報はできません。
数カ月先の休日が晴れなのか雨なのか、誰にもわかりません。
楽しみにしていた旅行なので、天候不良でも行きたいところですが……。
台風と追いかけっこ
9月の連休に九州に行く計画を立てていましたが、旅行の1週間ほど前の天気予報では当日に台風直撃の予定。
指宿や熊本、博多を旅する予定でしたが、運悪く南から進んでくる台風も同じコース。
台風が直撃すれば、帰りの飛行機が飛ばない可能性があるのでキャンセルすることも考えましたが、初めての九州旅行なので強行することにしました。
当日、九州に行ってみれば夕方まではギリギリ晴れていましたが、夕方からは一気に荒れ模様に。
楽しみにしていた砂風呂も入れず、旅館から出ることもできません。
翌日以降も台風が直撃しているため、観光もできず、ほぼ宿に缶詰め状態。
極めつけに、予想通り帰りの飛行機が欠航となったので、九州から東京まで新幹線で帰ることになりました。
そのため、2日間で鹿児島中央駅から東京駅まで新幹線で移動する、という貴重な体験ができました。
対策:天気が荒れるならキャンセルする
雨だけど強行軍で首里城まで。
— 箱根ヶ崎@【有給日和】ブロガー×Webライター (@pn3pn3) May 1, 2019
高校の修学旅行以来だけど、赤瓦のお城は綺麗。
あと、沖縄に持ってきたのがスポーツサンダルで本当に良かった。
普通のサンダルだと、雨で滑って脱げるので。
#沖縄旅行 #GW
台風や大雪など、天気予報を見て明らかにヤバそうなら、旅行自体をキャンセルすることが最善です。
ツアーや航空券の場合、キャンセル料が必要になるかもしれませんが、つまらない旅行をして100%のお金を支払うよりマシです。
貴重な連休が潰れる上に、楽しくない旅行、余計な出費など、無理やり出かけても良いことは1つもありません。
旅行での失敗②:宿が残念すぎる
旅行の楽しみの1つに、宿泊先があります。
いつもと違った環境で過ごすのは、新鮮な気持ちになりますよね。
しかし、その宿泊先が問題。
旅行中に滞在する場所としては、1番長い時間を過ごすことになります。
そのため、予算内であれば少しでも良い宿に泊まるべきなのですが……。
年季の入った宿
群馬県に旅行にいった際に泊まった旅館が、かなり年季が入った建物でした。
薄暗く、布団も湿気っぽい。
大浴場、という名前は着いていましたが、実際は「風呂場」という名前が相応しいようなお風呂。
その他にも気になるところは無数にありましたが、他に泊まるところも無いので、我慢して一晩を過ごしました。
楽しいはずの宿での時間が、完全に苦痛なものになり、2日目の旅行もあまり盛り上がらずに終わってしまいました。
対策:泊まる宿の口コミをSNSで調べる
— 箱根ヶ崎@【有給日和】ブロガー×Webライター (@pn3pn3) August 11, 2017
Webサイトには、どこの宿も良いことしか書きません。
それは、商売なので当然のこと。
しかし、宿泊者側もそれを鵜呑みにするわけにはいきません。
ツイッターやインスタグラムなどのSNSで、泊まりたい宿の口コミを調べましょう。
ネガティブなコメントが0件の宿はめったにありませんが、目につく場合は要注意。
残念な宿の可能性が高いので「絶対にそこに泊まりたい目的」がなければ、他の宿に泊まる方が安全です。
旅行での失敗③:食事ができない
旅行での楽しみの1つは、普段は食べられないものが食べられること。
地方の珍しい料理だったり、奮発した豪華な料理だったり、いずれにしても「食」は旅行での重要なポイントです。
しかし、考えることは旅行をする人は、ほとんど同じ。
昼食時になれば、美味しいお店や名物があるお店には長蛇の列になることも……。
昼食まで3時間
鎌倉を旅行した時に、美味しいと評判のしらす丼のお店へ行ったことがあります。
お昼時に行ったこともあり、お店の外まで人が並ぶほどの混雑ぷっり。
これは正直難しいか……と思いつつも、楽しみにしていたこともあり、行列に並びました。
そこから、延々と待つこと3時間。
11時半に並んで、入店できたので2時半。
更にそこから、しらす丼が運ばれてきたのは3時過ぎ。
しらす丼が不味かったわけではありませんが、午後の予定が大幅に狂ってしまったので、美味しく食べることもできませんでした。
対策:観光地のランチは予約する
本日の昼食。
— 箱根ヶ崎@【有給日和】ブロガー×Webライター (@pn3pn3) August 3, 2019
ヤバい旨さ。何がヤバいってとにかくヤバい。(語彙力)
#下諏訪 #プレ夏休み #鰻 pic.twitter.com/AUdhlSDB65
1番確実なのが予約しておくこと。
観光地の有名店はとにかく混雑しているので、予約可能なお店を先に押さえておくとスムーズです。
席だけでも予約を受けつてくれるお店があるので、あきらめずに探してみましょう。
たとえば、年末年始に行った京都旅行では、ランチのお店を事前に予約してありました。
▼京都でランチを予約したお店の記事はこちら
指定の時間に行けば並ぶこともなく、ランチを食べらない心配もないのでオススメです。
特に旅行中は、観光や移動で疲れやすいので、しっかり休憩できるランチは大切です。
旅行全体の満足度を上げるためにも、ランチを予約することは大切です。
旅行での失敗④:予定の詰め込みすぎ
知らない土地に出かける旅行は、とにかく行きた場所がありますよね。
お店に景色にアクティブに。
時間があれば、あるだけ使ってしまいます。
ただ、旅行の時間は限られています。
行きたい場所だけ詰め込みすぎると、ラリーレースの様な過酷な旅になってしまうことも……。
過酷なラリーツアー
福井県に車で旅行で訪れたときは、景勝地の東尋坊やメガネの産地である鯖江、お隣の石川県にある忍者寺など、とにかく行きたい場所ありました。
どれも譲れない目的地だった為、全てを見てから帰ることに。
しかし、全部を盛り込んだため、1件あたりの滞在時間はかなり短くなります。
また、行く場所が増えれば移動時間も増えるので、帰宅予定時間も大幅に遅くなってしまいました。
さらに間の悪いことに、天候は吹雪。
視界が効かない高速道路を、除雪車の後ろに着いて延々と走り、自宅に帰ったのは予定から6時間も遅れた明け方。
旅行したことよりも疲れたことの方が記憶に残る旅行になりました。
対策:観光したい場所を絞る
下諏訪は、今日もゆったり。
— 箱根ヶ崎@【有給日和】ブロガー×Webライター (@pn3pn3) August 2, 2019
#下諏訪 #プレ夏休み pic.twitter.com/OtbWldisk0
行きたい場所はいくらでもありますが、全部行くのは不可能です。
また、無理に行けば1件あたりの滞在時間は、かなり短くなります。
なので、行きたい場所は午前1件、午後1件、くらいがベストです。
観光地や移動手段にもよりますが、時間に余裕を持たせたスケジュールが、旅行の満足度を上げる秘訣です。
旅行での失敗⑤:ノープラン
行こうと思ったら、ぶらりと出かける旅行も楽しいものです。
私も宿泊場所だけを決めた状態で、出かけてあとのことは全て現地で流れに任せて決める、というスタイルが好きです。
しかし、それも1人旅だからこそ。
複数人で行く旅行での、ノープランは危険です。
行けるところまで行く
出発地点から24時間、車を走らせて行けるところまでいく、という旅行をした事がありあす。
北へ向かう、というざっくりとした目的しかありません。
当然、宿なども一切決めない自由な旅。
岐阜県を出発して、下道だけで最終的に新潟県の弥彦温泉に到着しました。
しかし、宿もなにも予定していないので、泊まる場所もありません。
しかたなく、漫画喫茶で仮眠をして、高速道路を使って自宅に帰りました。
この旅でも「疲れた…」という記憶しかありません。
旅行には、適度な休憩や食事、しっかりとした宿が必要だと、改めて感じました。
対策:宿だけは決めておく
最低限、宿さえ決めておけば野宿や車中泊は避けられます。
最初から車中泊を覚悟していくのであれば、問題ありませんが成り行きでの車中泊は疲れが一切取れません。
一人旅ならむしろ、宿だけ決めてあとは何も決めておかない旅のスタイルもOKです。
実際に私も、長野県の下諏訪や神奈川県の材木座に行った時は、何も決めずに行きました。
当日の予定や食事の場所は全て、宿の人などに聞いて決めるのも、意外な出会いがあって楽しいものです。
まとめ
- 最低限、宿だけは押さる
- 複数人で行く旅行は、しっかりした計画が必要
- 予定は時間に余裕を持って計画する
この記事をまとめると以上の3点になります。
計画を立てるのも旅行の楽しみの内です。
自宅からどんなルートで、どんなところを通って目的地に行くのか考えるとワクワクしますよね。
旅行に失敗は付きものです。
限られた時間で、知らない場所を満喫するのは難しいことかもしれません。
それでも、失敗を糧に次の旅行を120%楽しんで下さい。
そもそも休みが取れない、という人は
アルバイトでもパートでも派遣社員でも、働いている人には有給休暇を取る権利があります。
休日に有給を加えて旅行にいったり、自分の好きなことに時間をつかうことは、生きていく上で大切なことです。
有給は雇用形態に関わらず、与えらえています。
しかし、周囲の空気や上司に気を使って、有給が使えないのはツライですよね。
- どうすれば、有給を取りやすくなるのか?
- そもそも有給を使うのに理由はいるのか?
- 有給を申請したら、日付を変えろって言われた。
有給休暇は労働者の権利! 権利を侵害する上司や会社は訴えてやる!
と、勢いよく言っても、同僚から「面倒くさいやつ」と思われるのも考えもの。
権利は権利として主張することが必要ですが、過度な主張をして職場で浮いてしまうのも避けたいところ。
周囲から浮かず、それでいて仕事もこなしつつ、有給を取る。
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