先週から今週にかけて、有給休暇や国内旅行についてのトピックをまとめました。
特に有給休暇は、自分が働いている会社以外のことは、わかりませんよね。
他の会社で、有給休暇を取りやすくするための取り組みや、仕組みの導入などがあれば、シェアしていきます。
また、国内旅行は海外旅行と違い、行こうと思えばすぐに出かけられるのが魅力。
気になるニュースがあれば、ぜひ現地に行って確かめて下さい。
- 鳥取・島根の宿泊補助「#WeLove山陰キャンペーン」が8月末まで再延長
- 「ワクチン休暇」大企業導入も “有給休暇で”に疑問の声も...
- 産業界で「ワクチン休暇」導入広がる。交通費支給や副反応の対応も
- そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
鳥取・島根の宿泊補助「#WeLove山陰キャンペーン」が8月末まで再延長
「#WeLove山陰キャンペーン」は、鳥取県と島根県の在住者を対象に、両県の観光施設や宿泊施設の利用料金が半額となるキャンペーン。宿泊旅行のみならず、温泉の日帰り利用や体験型観光メニューまで支援の対象となるのが特徴だ。
島根県・鳥取県の県民限定で実施されているキャンペーンが8月末まで延長されるとのこと。
5月の緊急事態宣言で、直接的な制限は無いものの自粛ムードが全国的に流れる中、キャンペーンの延期はありがたいところ。
日帰り旅行や宿泊が半額になったりするお得なキャンペーンで、部分的には「GoTo」よりも優れている部分も。
島根・鳥取県民限定のキャンペーンなので、両県にお住まいの人にはぜひ旅を楽しんで欲しいところ。
「ワクチン休暇」大企業導入も “有給休暇で”に疑問の声も...
先週、河野大臣が企業に要請したのが「ワクチン休暇」の導入。
このワクチン休暇というのは、通常の有給休暇とは別に、ワクチン接種のために有給休暇が取れるというもので、三菱電機は17日から、社員やパートタイマーを含む、およそ4万3,000人の従業員を対象に、特別休暇制度を導入して、1日や半日、時間単位など、柔軟に取得できるという。
メルカリや住友生命などの大手企業がワクチン接種をするための、ワクチン休暇を設定しはじめています。
有給休暇とは別扱いとなる、この制度に対して、経団連から物言いが入っています。
「ワクチン休暇とか設けなくても、有給休暇でいいんじゃね?」 とのこと。
いや、有給休暇が取りやすい企業や上場企業はいいけど、従業員数100人未満の中小企業とかだと「土曜日にワクチン打って、日曜日に休め」とか普通に言われそう、との意見も。
実際に、コンプライアンスとか法令順守とか、中小企業だとなぁなぁになっている部分があるし、気にしない経営者だと全く意に介さない場合もありそう。
そんなケースを想定して、河野大臣がワクチン休暇の要請をしたはずなので、大企業にかかわず、積極的にワクチン休暇は導入して欲しい。
産業界で「ワクチン休暇」導入広がる。交通費支給や副反応の対応も
新型コロナウイルスワクチンの大規模接種の予約が17日始まるなどワクチン接種が本格化する中、産業界でも接種を受けやすい環境づくりが進んでいる。就業時間内の接種容認や副反応が起きた場合に休暇が取得できる「ワクチン休暇」の導入が広がっている。政府も産業界に協力を呼びかけており、接種の円滑化を経済回復の一助としたい考えだ。
三菱電機は17日までに新型コロナワクチン接種向けの「ワクチン休暇」制度を導入した。接種を希望する従業員が休日などの混雑時を避けられるよう有給の特別休暇を付与する。対象者はパート社員を含む計約4万3000人。副反応が出た際の休暇取得要件も緩和する。
こちらも、ワクチン休暇に関する記事。
企業によっては、就業時間中のワクチン接種を認める動きも出始めています。
就業時間中にも打てるのであれば、休日にワクチン接種が集中する動きも防げるため、密の回避にも繋がるはず。
こちらの経団連の談話では「労働者の不安を無くして経済回したいから、企業側も協力するよ」と、協力体制。
しかし、さっきの記事では「ワクチン休暇いらないんじゃね?」との意見も出ていて、経団連も一枚岩ではない様子が伺える。
大企業のワクチン接種の動きは歓迎したいが、その動きが中小企業まで行きわたるかが、ポイントになる。
そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
アルバイトでもパートでも派遣社員でも、働いている人には有給休暇を取る権利があります。
休日に有給を加えて旅行にいったり、自分の好きなことに時間をつかうことは、生きていく上で大切なことです。
有給は雇用形態に関わらず、与えらえています。
しかし、周囲の空気や上司に気を使って、有給が使えないのはツライですよね。
- どうすれば、有給を取りやすくなるのか?
- そもそも有給を使うのに理由はいるのか?
- 有給を申請したら、日付を変えろって言われた。
有給休暇は労働者の権利! 権利を侵害する上司や会社は訴えてやる!
と、勢いよく言っても、同僚から「面倒くさいやつ」と思われるのも考えもの。
権利は権利として主張することが必要ですが、過度な主張をして職場で浮いてしまうのも避けたいところ。
周囲から浮かず、それでいて仕事もこなしつつ、有給を取る。
そんな方法をまとめた記事もあります。
有給を取りたいけど、言い出しにくい……。
そんな時に、ぜひ読んでみて下さい。
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