「有給休暇を強制的にとらされるようになったけど、休みになったところで退屈だ」
「休みの日に何をしていいかわからない」
そんな風に思うときはありませんか?
働き方改革や残業時間の規制が入って、仕事をしているときが短くなったところで1番大切なのはそれ以外の時間の過ごし方です。
仕事が楽しくて仕方ない人は問題ありませんが、そうではない人にとっては『仕事以外の時間=本命』といっていっても過言ではありません。
ただ、せっかくの本命の時間も、後悔するような使い方をしていては勿体ないですよね。
ではどうすれば後悔なく、充実した休みを過ごせるのでしょう?
この記事では「休み方がわからない」という方に、必要なものをご紹介します。
なぜ休み方がわからないのか?
そもそも休み方がわからない、とはどういう状態なのでしょうか?
単純に体が疲れていれば、強制的に眠くなったりダルくなったりするはずです。
たとえば、あまり運動しない人が子供の運動会に参加した翌日。
デスクワークの人がヘルプで現場の作業を手伝ったりしたあと。
いずれにしても、体力的な疲れであれば体を休めるしか方法はありません。
ただ、そんな人ばかりではなさそうです。
精神的な疲れ?
問題は精神的な疲れから「休みたい」場合です。
体力的には元気な分、単純に寝ていればいい訳でもないのが難しいところ。
私にも心当たりがありますが、将来への不安や、家庭のある人であれば家族のことなどの漠然とした悩みや、今進んでいる仕事の進捗が心配、など具体的な悩みまで、悩まない日はありません。
そういった1つ1つの悩みやストレスが精神的な疲れの原因ではないでしょうか?
もちろん、休んだからといって悩みが解決するわけではありませんが、悩んでいたところで解決するものばかりではありません。
そうはいっても、考えたり悩んだりしてしまうのが人間です。
私も同じことをグルグルと考えてしまうときがあります。
そんな状態で休みになっても楽しくはありませんよね。
では、どうすれば楽しく充実したと思える休みを過ごせるのでしょうか?
休み方がわからない、という人は刺激が足らない
悩みの種類は人によって違いますが、1度考え出すと同じような事をずっと考えしまうのでは意外と誰にでもあることです。
脳にとっては、同じ部分をずーっと使い続けている状態になるので、これでは疲れてしまうのも納得できます。
つまり、悩みで使っている以外の脳の部分を使えば、その間は悩んでいた部分の脳は休めることになります。
人間は同じ習慣を繰り返そうとするので、意識しなければ同じ様な毎日を過ごすことになります。
最初は特別だったことも繰り返すうちに特別ではなくなってきます。
たとえば、引越しをしてしばらくの間は周りが珍しいものだらけで、ソワソワとした気持ちになりますが、しばらく経つと落ち着いてきますよね。
それが、引越して環境が変わった刺激に慣れてきた、ということです。
毎日が刺激の連続では、逆に疲れてしまいますが、単調な毎日でもやっぱり疲れてしまいます。
適度な間隔で刺激を受けるのが理想ですよね。
強制的に刺激を受ける方法
適度な間隔が、どの程度かは人によりますが、刺激の受け方で1番オススメなのが1人旅。
自分の行きたい場所へ気の向くまま、日程の許す範囲なら一切時間を気にせずに出かけられます。
あまり知らない場所へ出かけていって、普段と違う場所に泊まり、新しい味の物を食べる。
やっている事は『どこかに行って泊まるだけ』ですが、結構な刺激になります。
別に何もしなくもいい
旅行というと、目的地や観光スポットなどが気になりますが、別に必要ありません。
見たいものや、やりたいことがあるのならそれをすればいいですが、そうでなければ無理につくらなくもて大丈夫。
反対に、予定を詰めすぎることでストレスに感じるかもしれません。
沖縄じゃないけど、オリオンビールで乾杯。
— 箱根ヶ崎@会社員×ブロガー×Webライター (@pn3pn3) August 24, 2019
#大人の夏休み pic.twitter.com/zBZW0ik4Ll
空いた時間の潰し方も自分の好きにできるのが1人旅のいいところ。
ぼーっとビールを飲みながら海を眺めていたり、滞在先の縁側で昼寝をしたりするのも自由です。
誰かと旅行にいくのも、もちろん楽しいですが「休みたい!」というときの旅行はまた別。
誰かと一緒に行動するのはそれだけで小さなストレスの連続です。
たとえば食事が終わって席を立ちたいタイミング、観光スポットを見終わる時間、集合時間前後の微妙な間。
誰かと出かける以上、周りに合わせるのは必要ですが、それはそれ。
本当に精神的に疲れていて「とにかく休みたいけど、どう休んだらいいかわからない!」と、いうときはぜひ1人旅をしてみて下さい。
最初は有り余る時間にとまどうかも知れませんが、ある一定の年齢を超えると「時間が有り余る」ことが、非常に贅沢に感じます。
まとめ
- 休み方がわからない原因は精神的な疲れの場合がある
- 精神的な疲れは、同じ悩みを考え続けていることが原因
- 1人旅で普段と違う刺激を脳に与え、悩んでいる部分を休ませる
この記事をまとめると、以上の3点になります。
休み方、というとゆっくりと時間を過ごす方がいいような気がしますが、精神的な疲れはアクティブに動いた方が解消されます。
いい日。
— 箱根ヶ崎@会社員×ブロガー×Webライター (@pn3pn3) August 2, 2019
#プレ夏休み #下諏訪 pic.twitter.com/deWjnx9ALq
休み方がわかならい、という人も体力的な疲れなら寝るしかないのは分かっているはず。
それでも「なんとなく、楽しくない休みを過ごしてしまった」と思うのは、刺激が足りないからです。
ぜひ1人旅に出かけて、アクティブな休みを満喫してみて下さい。
そもそも旅行に出かける休みが取れない、という人は
アルバイトでもパートでも派遣社員でも、働いている人には有給休暇を取る権利があります。
休日に有給を加えて旅行にいったり、自分の好きなことに時間をつかうことは、生きていく上で大切なことです。
有給は雇用形態に関わらず、与えらえています。
しかし、周囲の空気や上司に気を使って、有給が使えないのはツライですよね。
- どうすれば、有給を取りやすくなるのか?
- そもそも有給を使うのに理由はいるのか?
- 有給を申請したら、日付を変えろって言われた。
有給休暇は労働者の権利! 権利を侵害する上司や会社は訴えてやる!
と、勢いよく言っても、同僚から「面倒くさいやつ」と思われるのも考えもの。
権利は権利として主張することが必要ですが、過度な主張をして職場で浮いてしまうのも避けたいところ。
周囲から浮かず、それでいて仕事もこなしつつ、有給を取る。
そんな方法をまとめた記事もあります。
有給を取りたいけど、言い出しにくい……。
そんな時に、ぜひ読んでみて下さい。
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