銀座に「鬼」の名前を冠するうどんがあるのを知っていますか?
その名も群馬県館林市発の「鬼ひも川」です。
群馬県桐生地域の郷土料理、ひも川うどん。
最大の特徴はその幅で、10cm以上の幅の物まである極太さが特徴のうどんです。
うどん天下一決定戦で三年連続優勝を果たし、完全優勝の栄冠をもつ「花山うどん」が誇る「鬼ひも川」とはどんなうどんなのでしょうか?
五代目 花山うどん
予算:1,000~2,000円
営業時間
- 平日ランチ11:30~16:00(LO:15:30)
- 平日ディナー18:00~22:30(LO:22:00)
- 休日ランチ11:00~16:00(LO:15:30)
- 土・日・祝のディナーはお休み
定休日:年末年始
入店までの待ち時間:20分前後 (土曜日・12時ごろ)
▼公式Webサイトはこちら
五代目 花山うどん 店舗紹介
郷土料理・うどん、と言うキーワード的に年配の方の受けが良いのか、銀座でも少し落ち着いた東銀座の歌舞伎座近くに店舗があります。
銀座界隈でも目立つ、歌舞伎座の近くなので旅行で来た時でもアクセスしやすいのは嬉しいですね。
お店はいかにも「うどんのお店です!」と言った雰囲気です。
正面向かって右側には実際に使われる器代表的な商品の食品サンプルが陳列されています。
順番待ちする時は、この食品サンプルを見たり入口付近にあるメニュー表を見つつ待ちましょう。
意外にうどんの種類が多く、何を頼もうか目移りしてしまいます。
順番待ちの時は、店の前に掛かれた名簿に名前を記入して待つ方式です。
数回呼んでも居ない場合は飛ばされる様なので、大人しく店の前で待っている事をおすすめします。
五代目 花山うどんの主なメニュー
こだわりが詰まった昔ながらのうどんも捨てがたいが、花山うどんに来たからにはやっぱり”鬼ひも川”の方を食べたみたいですよね。
ランチ限定でセットメニューもあり、そちらは小丼も一緒に食べられるお得な御膳。
特に「鬼御膳」は看板メニューの鬼釜 鬼ひも川うどんと小丼のセットですが、男性が食べてもお腹いっぱいになるほどのボリューム。
その他にも「鬼ボナーラ」やつけ麺的に食べる鶏だし南極カレーつけなど、野心的なラインナップが食欲をそそります。
鬼御膳(鬼釜&かき揚げ小丼)
極太の鬼ひも川にたっぷりの具がタヌキのお腹にトッピング。
更にかき揚げ小丼までついて、満腹間違いなし。
しっかりしたコシに特性のタレが、正に鬼に金棒!
まず、と言うか当然鬼ひも川から食べます。
お店側の推奨する食べ方としては3段階。
- そのままうどんを食べ、素の味を楽しむ
- 付属の汁を掛けて、混ぜて食べる。
- 更に付属のワサビを掛けて味にアクセントを着ける。
この手順に乗っ取って一口食べてみると、一瞬もちっとした食感の後にしっかりとしたコシを感じられました。
更にそこから、ほのかな甘みを感じることができます。
これはちょっと今まで体験したことのない食感!
少し食べたところで付属の汁を掛けてみます。
やや濃い目との事なので、あまり掛かり過ぎない様に調節しながら、ぐるりと投下。
油そばの要領で、丼をそこからぐりぐりとかき回します。
食べると具材の味がうどんに合わさり、そこに汁が塩気を添えてくれるので食べた時に一体感があって美味しいです。
突出してなにかの味を感じる、というよりも素材1つ1つの味全部を楽しめるようです。
更に調子に乗ってワサビも全部投下。
軽く混ぜた後に食べると、さっきの味にワサビの刺激が加わり、さっぱりした味になって、いくらでも食べられそうです。
そして第二の主役、かき揚げ小丼。
「小丼」と言いつつ、そびえ立つ金色のタワーは結構なボリューム。
とりあえず天井から被りつくと、サクサクとした軽い食感!
文字通り揚げたてなので、軽やかな食感で全然油っぽくないです。
天つゆもやや薄目で、辛くないのでかき揚げの味がそのまま楽しめます。
極太な鬼ひも川にタヌキの器が特徴なお店ですが、それだけじゃなくて店員さんの応対も丁寧で、店内も落ち着いた雰囲気でゆっくりと食事が楽しめます。
油そば的に混ぜて食べるうどんも楽しいし、途中で味が変えられるのも、アクセントになり、飽きずに最後まで食べられます。
花山うどんはこんな人におすすめ
ボリュームはあるものの基本的はうどんなので、どんな方でも美味しく食べることができます。
店舗紹介のところでも書きましたが、銀座の歌舞伎座にほど近い場所にあるのでアクセスしやすいのも魅力のひとつ。
店内の内装はスタイリッシュな感じとは違いますが、純和風の落ち着いた内装です。
席はテーブル席がメインなので、2人から4人のグループで利用するのが良さそうですね。
うどんと言う定番の食べ物ですが、鬼ひも川と言う珍しさもあって一度は食べておきたいところ。
値段も銀座界隈では標準的な値段なので、気軽に食べることができますよ。